レースの概要
安田記念の前哨戦として春のマイル重賞として定着しています。
以前は開催週が1週早く、阪神1600mで施行されていましたが、
2012年から1週ずれて京都1600mでの争いになっています。
ここでの上位争いした馬が安田記念でも好走することも多く、
本番に直結するステップレースの位置づけです。
傾向と対策
京都開催になった2012年以降の傾向です(21,22は阪神開催などで除く)
京都では実績馬が順当に走っている傾向があります。
今年はセリフォス、ソウルラッシュのとGI実績馬が出走してきていますので、
まずはこの2頭の優劣を決めてからでしょう。
年齢的にはセリフォスに分がありそうですが、
ソウルラッシュはコース実績もあり、昨年秋の走りなら地力は上とも見れます。
傾向としては、前走1800m以上の出走馬に注目したいところです。
⇒今年の該当馬は、アリストテレス、エアロロノア、スパイダーゴールド、ソーヴァリアント、二ホンピロキーフです。
参考レース
昨年秋のマイルGI、マイルチャンピオンシップと香港マイルを見ていきましょう。
予想
◎ソウルラッシュ
単純にこのメンバーでは地力上位と見ています。
昨年は安田記念こそ圏外だったものの、それ以外は安定して走っていましたし、
目標は先でも、乗り替わりがあっても、ここは崩れないでしょう。
○セリフォス
昨秋こそやや低調でしたが、5戦連続GI出走で久しぶりのGⅡ出走です。
このメンバーなら十分勝ち負けできる地力があるはずです。
▲アリストテレス
面白いのはこの馬の復活。
前走は+22キロで久しぶりの2000m以下のレースを上がり最速の脚を見せました。
もともとは京都は走るイメージで、叩いて2戦目初のマイルでも一発に期待します。
△エアロロノア
△ソーヴァリアント
重賞戦線で戦ってきている2頭も押さえておきたいところです。
ロロノアは休み明けでの変わり身、
ソーヴァリアントはマイルCSのときのようにすんなり前に行ければ食い込む余地はありそうです。
結果
雨の中、◎ソウルラッシュが抜け出して快勝!
予想通り、ここは地力の違いを見せつける貫禄勝ちでした。
2着セリフォスも順当に2着に入って堅めの本線的中です。
願わくば、エアロロノアにもう少し頑張ってほしかったですが・・・
3着の二ホンピロキーフは初重賞で大健闘でした。
ちゃんと【前走1800m以上走ってきた馬】でしたね・・・
ソウルラッシュは悲願のGI制覇に向けて、本番でも期待の一頭です。
コメント