レースの概要
先週の七夕賞に続くサマー2000シリーズの第2戦。
函館の伝統あるハンデ戦として定着している函館記念です。
夏の風物詩として定着している夏の福島重賞。
馬場状態によってはかなりタフなレースになり、大波乱もありうる難解重賞です。
傾向と対策
荒れるハンデ重賞なんで、明確な傾向は見えにくいですが・・・
まずは、中1週でも巴賞組がよく馬券に絡んできています。
ですが、勝ち馬よりかは負けていた馬に注目で、4着以下からでも平気で巻き返します。
⇒今年は1着ホウオウビスケッツ、2着デビットバローズ、3着アケルナルスター、
4着オニャンコポン、6着サンストックトン、13着エミューの6頭が出走で、要吟味です。
また、前走重賞組は、掲示板に惜しくも乗れなかったくらいの負けであれば許容範囲。
特に関西馬には要注意です。
⇒グランディア、サヴォーナは要注意です。
人気薄の台頭もGI、GⅡ実績が大事です。
過去10年でも3着以内の8割はGI・GⅡで一桁着がある馬でした。
⇒アウスヴァール、エンパイアウエスト、グランディアは減点ポイントです。
参考レース
1月に行われたGⅡを2つ見ておきましょう。
予想
◎オニャンコポン
最重要の巴賞からこの馬の巻き返しに期待です。
前走は上がり最速で差のない競馬でした。
3歳馬に京成杯を勝っている馬で、小回りコースの適正は高いです。
最近は1600~1800を走っていますが、2000m、1キロ減はプラス材料でここは期待できます。
○グランディア
この馬も小回りで末脚を発揮できるタイプで、コース適正が高そうです。
前走は流れが合いませんでしたので、血統的にも舞台変わりのここで改めて期待します。
▲サンストックトン
こちらも巴賞組。こちらは洋芝適正が高く、差し脚生きる流れになれば一角崩しが期待できます。
△チャックネイト
△サヴォーナ
△トップナイフ
△デビットバローズ
ハンデ戦なのでやや手広く狙います。
チャックネイト以下、GⅡ実績がある馬はハンデが問題なければ地力はここでは上で、
正直こちらの組み合わせも十分ありえるでしょう。
波乱も期待しつつの馬券作戦になりそうです。
結果
ホウオウビスケッツが巴賞に続いて連勝!
傾向的には巴賞を負けた馬から狙うのがセオリーでしたが、今年は勝ち馬からでした・・・
エリモハリアー以来19年ぶりということで、連勝することもあるのですが
なかなか狙いづらかったですね。
巴賞でも完勝だったということと、伸び盛りの4歳馬、
前に行った馬が1着3着と、やや展開が向いた面もありましたでしょうか。
2着グランディアはやはり小回り向くタイプでよく追い込んできました。
サヴォーナやチャックネイト等の実績馬はそこまで悲観する内容ではないでしょう。
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