レースの概要
ムーニーバレー競馬場の創設者ウィリアム・サミュエル・コックスから名付けられ、
1922年に創設された歴史あるレースで、オーストラリア上半期の総決算の位置づけ。
1986年からは2040mで行われるようになり、現在に至ります。
最後の直線が173mという特殊な形状のコースで行われる。
19年には日本のリスグラシューが制しています。
傾向と対策
過去5年のレース結果を見ていきましょう。
開催年 | 着 | 馬 名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
23 | 1着 | ロマンチックウォリアー(香) | 1人気 | ターンブルS(GⅠ)1人気4着 |
2着 | ミスターブライトサイド(濠) | 6人気 | ジョージメインS(GⅠ)1人気2着 | |
3着 | アリゲーターブラッド(濠) | 2人気 | マイトアンドパワー(GⅠ) 2人気3着 | |
22 | 1着 | アナモー(濠) | 1人気 | マイトアンドパワー(GⅠ) 2人気1着 |
2着 | アイムサンダートラック(濠) | 4人気 | マイトアンドパワー(GⅠ) 3人気2着 | |
3着 | エルボデゴン(英) | 2人気 | グレートヴォルティジ(GⅡ)5人気3着 | |
21 | 1着 | ステートオブレスト(愛) | 4人気 | サラトガダービー(GⅠ)7人気 1着 |
2着 | アナモー(濠) | 1人気 | コーフィールドギニー(GⅠ)1人気1着 | |
3着 | ヴェリーエレガント(濠) | 1人気 | ターンブルS(GⅠ)1人気4着 | |
20 | 1着 | サードラゴネット(愛) | 3人気 | タタソールズGC(GⅠ)4人気2着 |
2着 | アーモリー(愛) | 3人気 | 愛チャンピオンS(GⅠ)5人気3着 | |
3着 | ラシアンキャメロット(愛) | 1人気 | コーフィールドS(GⅠ)1人気2着 | |
19 | 1着 | リスグラシュー(日) | 1人気 | 宝塚記念(GⅠ)3人気1着 |
2着 | カステルヴェッチオ(濠) | 3人気 | スプリングチャンピオンS(GⅠ)2人気 2着 | |
3着 | テアカウシャーク(濠) | 11人気 | エプソムH(GⅠ)1人気2着 |
今年は香港GIで実績を積み重ねたプログノーシスが挑戦。
19年のリスグラシューに加えて、去年は香港のロマンチックウォリアーがアジア勢で勝利しましたが、
基本的には地元オーストラリア勢が強い傾向にあります。
地元の中距離GIマイアンドパワーやターンブルSを好走してきた組が傾向的には有利そうです。
⇒去年の2着馬ミスターブライトサイドは今年はマイトアンドパワー(コーフィールドC)2着を経由してここに臨みます。
⇒ターンブルSでGI4勝目を飾ったヴィシステーナも注目です。
予想
本命◎ヴィアシステーナ
前走のターンブルSの勝ち方が勝負強さを感じました。
牝馬ながら牡馬混合戦でも互角に走っていて、メンバー的にもここはチャンスがありそうです。
◎ヴィアシステーナ
○プライドオブジェニ
▲ミスターブライトサイド
△プログノーシス
結果
ヴィアシスティーナが余裕の快勝でGI5勝目!
前走の走りっぷりがよかったこの馬ですが、勢いそのままにここも快勝楽勝でした。
最後は鞍上が立ち上がる余裕っぷり。
コース形態を活かして徐々にアクセルをふかしていった騎乗もよかったでしたね。
日本のプログノーシスは先行したものの最後の脚がなく、コース相性も微妙だったかもしれません。
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