2024 高松宮記念 傾向と対策

重賞予想

いよいよ春のGI開幕
一発目は尾張の電撃スプリント・高松宮記念です。

ここ最近を振り返ると、
順当に決まった2021年以外は軒並み荒れ決着で、
馬券的には難しいレースになっています。
過去10年でも1番人気は16年ビッグシーサーの1勝のみです。
季節がらか雨で重以上の馬場になることも多い(近4年は重以上)ので、
天候にも注意する必要があります。

まずは傾向を見てみましょう。
高松宮記念GⅠ

<天候・馬場状態が結果を左右する>
✅良馬場なら1~4枠が有利。若い馬(4~5歳馬)が有利。
✅道悪なら外枠も好走可能。高齢馬も通用する。
✅血統はミスタプロスペクター系に注目
 ⇒今年はウインマーベル、シャンパンカラー、ルガルが該当
✅改装の2012年以降の勝ち馬は480kg以上が多い

近年荒れていることもあり、はっきりした傾向が見えにくくなってきています。
とにかく天候による差が激しいので、まずはそこに注目です。
現時点では週末の名古屋は雨予報ですが・・・

重馬場になってもよさそうなのは、実績がある馬たち。
ディヴィーナ、ナムラクレア、マッドクール、ルガル、ロータスランドあたりでしょうか。
枠順にももちろん注意です。

続きまして、ステップレースについてです。
阪急杯組が直結しやすい時期もありましたが、
最近はやや間隔が空くシルクロードS組の好走率も高いです。

阪急杯のウインマーベルは年末の重賞から2連勝と勢いは十分です。
ウインは1400での連勝なので、今の状態で1200変わりでどうなるかでしょう。
シルクロードSを勝った、ルガルは2着以下に差をつける快勝で地力上がってきた4歳馬。
このレースレベルをどう見るかでしょう。
オーシャンSではこちらもトウシンマカオが年末から重賞2連勝。
ルメール騎手への乗り替わりがプラスポイントです。


さらに、今年はワンツーが出走してくる京都牝馬S組も注目です。

短距離戦線に乗り込んできたソーダズリングもお見事でしたが、
中団から差し込んできたナムラクレアの差し脚も見どころ十分です。
去年のこのレース2着以降、マイル以外では崩れず一線級で安定した走りを見せていますし、
ここを叩いての上積みが期待できます。

最後に、香港から参戦するビクターザーウィナーも要注意の1頭です。
暮れの香港スプリントでは4着。
残り100mまでは先頭で最後は香港短距離界のエース・ラッキースワイネスに差されましたが、
着差はわずか。
年明けのGIでそのラッキースワイネスを下しての来日で、侮れません。

こうして見ると、力比較が難しい面もあり、人気も割れそうな印象です。
一連の短距離戦線のなかで基準になりそうなのはやはりナムラクレアでしょうか。
4歳、5歳を中心に考えつつも、
馬場の悪化程度によっては歴戦の古豪も十分食い込めるレースになりそうです。

天候と馬場を見極め、存分に悩みましょう。

<予想>
土曜日は雨で重馬場になった中京の馬場ですが、
日曜はやや回復傾向が見られそうです。
これがレースにどう影響するでしょうか。

本命は4歳馬のルガルに託します。
前走のシルクロードSが初の重賞勝ちと実績は見劣りますが、
2着のアグリに3馬身離したのは地力強化の証と見ます。
血統的にも成長力がありそうで、
3歳時のスワンS、京阪杯よりパワーアップした今ならGIで好勝負可能でしょう。
不良馬場でもこなしているので、馬場不問なのも大きい要因です。

相手は、ナムラクレアは入れたいところですが、
こちらも成長を感じるトウシンマカオも鞍上込みで怖い1頭と見て対抗視します。
もう1頭加えるとすれば香港のビクターザウィナー

人気どころはこのあたりに留めて、
あとは紛れがあった際の中穴以降の馬を押さえておきたいところ。
中京実績と馬場対応を考えると、マッドクール、メイケイエール、ディヴィーナは注意です。

◎ルガル
○トウシンマカオ
▲ナムラクレア
★ビクターザウィナー
△マッドクール
△メイケイエール
△ディヴィーナ

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