2024 天皇賞(春)(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

今回で169回目を迎える日本の伝統あるGIのひとつ。
グレード制導入の1984年以降、春の長距離GIとして古馬長距離決定戦として行われ続けている。

近年の傾向はこちら。

傾向

✅勝ち馬はGIでの連対実績がある馬(ここ10年の勝ち馬はすべて該当)
✅前走で上がり最速の脚を使っていた馬は要注目
✅勢いある4歳、5歳馬に分がある

年によっては長距離路線に進む古馬が少なく、物寂しいメンバー構成になることもありますが、
今年は去年の菊花賞上位組や、天皇賞リピーターも多く、実績馬通しの激戦が期待できそうです。
実績乏しい人気薄が戴冠したこともありましたが、ここ10年はGI実績馬が中心。
今年もまずはこの点に注目したいところです。
⇒該当馬は、ディープボンド、タスティエーラ、ドレッツァ、テーオーロイヤルの4頭
本命候補はこの中からがよさそうです。

京都コースに加えて、スローになることも多く、早い上がりを使える馬が上位に顔を出してきます。
⇒前走上がり最速の馬は、テーオーロイヤルとスマートファントムのみです

最後に、トレンドは勢いある4、5歳馬。
過去10年でもゴールドシップ以外の勝ち馬は該当しています。
⇒今年の該当馬は、サリエラ、ワープスピード、ドレッツァあたりでしょうか。

有力馬が多く出てきているのは、ダイヤモンドS、阪神大賞典です。

傾向から言えば、昨年の菊花賞は最も繋がるレース。
また、リピーターが活躍するレースでもあるので、去年の天皇賞も見ておきましょう。

◎ドゥレッツァ
素直に昨年の菊花賞を勝った地力を評価します。
自分で競馬を作って圧巻の勝利。騎手の巧みな手綱さばきもありましたが、地力は文句なく高いです。
年明け初戦の前走はやや反応が鈍めでしたが、2000mで59キロで、今回の条件は一転します。

○テーオーロイヤル
昨秋に復帰すると、徐々に調子を上げて年明けに3000m超の重賞を2連勝。
長距離では崩れ知らずで、戴冠できる地力を備えてきてると言えます。
唯一の懸念は京都コースが初めてな点。そこさえクリアできれば、勝ち負けが見えてます。

▲ディープボンド
3年連続の2着で4度目の正直で悲願を狙っています。
京都が合うタイプなので、先行して早めにスピードアップできれば、十分上位争い可能です。

△ブローザホーン
△サリエラ
△タスティエーラ
他では、差しこんできて3着の候補を挙げたいと思います。
基本的には上位2頭に割って入るならどの馬か、に焦点を当てて馬券を買います。

テーオーロイヤルが安定感抜群の貫禄すら見せる圧巻の勝利でした。
馬券的には、縦目3連複をなんとか的中。ディープボンドも早め先頭からよく頑張りました。
期待した菊花賞馬ドゥレッツァは見せ場なく敗退。夏負けという話も出ていましたが、
タスティエーラともに4歳勢は不甲斐ないレースが続いてるのは気がかりです。
ドゥレッツァ、テーオーロイヤルで迷いましたが、傾向的にはどちらも好走条件が揃っていました。
こういうレースは選択を間違えずスカッと取りたいところです。
それにしても、テーオーロイヤルは長距離では本当に強いですね。
3000m超のレースを連戦しての戴冠は珍しい例だと思います。
2400くらいでもまだまだ楽しめそうな存在です。
2着に差し込んできたブローザホーンも中長距離の安定株で今後の重賞戦線でも活躍できそうですね。

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