2024 函館スプリントS(GⅢ) 傾向と対策

重賞予想

夏の北海道競馬の開幕を告げるスプリント重賞です。
2006年からはサマースプリントシリーズの1戦目として位置づけられ、
2012年から6月中旬開催として定着しています。

今の時期に定着した2012年以降の傾向は以下の通りです。

傾向

✅3、4歳牝馬に注目。
✅洋芝(札幌、函館)の1200m実績がある馬に注目。
✅前走3~5番手追走していた馬に注目。
✅ロードカナロア産駒が好相性(20年以降毎年連対)
✅穴をあけるのは6歳以上の実績馬。

開幕週のスピード勝負だからでしょうか、とにかく牝馬、特に軽量の3歳牝馬が圧倒的に強いです。
⇒出走してくれば注目でしたが、今年は該当馬がいません。
 牝馬はカルネアサーダ、キミワクイーン、シナモンスティックといずれも5歳以上です。

やはり洋芝適正は大事です。先行力も重要で、前走で先行している馬はまず注目でしょう。
⇒洋芝での実績がある馬は、今回8頭出走しています。
 カイザーメランジェ、カルネアサーダ、キミワクイーン、サトノレーヴ、シナモンスティック、
 ジャスティンスカイ、シュヴァルツカイザー、ジュビリーヘッド
⇒また、前走で先行していた馬はジャスティンスカイ、ジュビリーヘッドです。

血統面では、ロードカナロアが近年圧倒的に強いです。
⇒今年の該当馬は、キミワクイーン、サトノレーヴ、ジュビリーヘッドの3頭です。

年齢は重ねていますが、去年のワンツーが出走してきていますので、まずは見てみましょう。

勝ったキミワクイーンはじめ、上位勢がその後成績が奮っていないのが気になるところです。

2月の阪急杯からは、2着アサカラキング、4着サトノレーヴが出走予定です。
地力的にはこの組が上位に位置していそうです。

◎サトノレーヴ
阪急杯の2、4着組の地力が高いと見ています。
両馬ともその後に1200mのオープンを勝ってここに臨んできていて、一騎打ちの様相です。
カナロア産駒で函館実績があることから、こちらを上位に取りました。

○アサカラキング
そして対抗はこの馬。先行力があり、前走同様に逃げてそのままも十分あり得そうです。

▲ビッグシーザー
地力的には2頭に続くものを持っていると思います。
デビューから一貫して1200mを走り続けてきていて、侮れません。

△ジュビリーヘッド
△シナモンスティック
押さえには歴戦のベテランを入れておきたいところです。
ジュビリーヘッドはこのレース2年連続2着で、函館も4戦4連対。
シナモンスティックは去年のキーンランドCで2着と洋芝実績があり、逃げたら怖い1頭です。

先行抜け出しサトノレーヴ、強かった!!
やはり血統馬の底力を見せましたね。走る度に強くなっている感じがします。
番手をロスなく追走して、直線でも馬群をもろともせず抜け出しました。
1200ではまだ大崩れがなく、これからもっと活躍しそうで、次走以降も注目です。
そして、あれ、アサカラキングは!?直線で失速してしまいました。
2着のウイングレイテストは59キロでここまで走るとは侮っていました。
この馬も地力が高いですね。
3着ビッグシーザーは4歳なので、まだこの後も伸びしろはありそうですね。

◎が勝つも、相手がヌケでした・・・
洋芝適正、先行力、ロードカナロア、傾向的にはバッチリだったんですけどね~

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