レースの概要
東京GI戦線のあとの伝統重賞。
ここをステップに後のGI戦線で活躍する馬も多く輩出しているので、
秋に向けて飛躍する1頭を探したいレースです。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
今後の飛躍につながる馬を多く輩出しているからか、
この時点でキャリアが浅い馬が好走する傾向にあります。
⇒今年はキャリア10戦以内のは馬はレーベンスティール1頭のみです。
前走では同じ距離で行われるメイS組が注目です。直近7年で4回連対馬を出しています。
⇒今年の該当馬はカレンシュトラウスとシルトホルンの2頭です。
特に、4番人気3着だったシルトホルンは注目ですね。
長い東京開催も後半、基本的には外枠が有利な傾向です。
雨が降ったりしたら尚更です。馬場状態は直前まで注意したいところです。
予想
◎レーベンスティール
重賞実績馬が少ない今年の出走メンバーですが、
この馬はセントライト記念勝ちが光ります。
その後は香港ヴァーズに向かいましたが、体調万全ではなかった様子。
休み明けの前走も案外でしたが、今回はルメール騎手乗り替わりで勝負に来ています。
59キロですが、地力の高さで克服できれば勝ち負けになります。
○シルトホルン
傾向通りメイS組に注目したいと思います。
シルトホルンは勝ち切れないレースが続きますが、先行力があり徐々に安定してきました。
同型が少ないここは、前に行っての粘りこみが期待できます。
▲グランディア
上がり馬のなかからはこの馬を最上位に取りたいです。
直線の力強い末脚を持っていて、1800の相性が抜群で、圏内争いに加われるでしょう。
△トゥディイズザデイ
△ヴェルトライゼンデ
もう1頭の上がり馬は初の東京コースを克服できればトゥデイイズザデイ。
2度目の長期休養明けのヴェルトライゼンデは復調していれば地力上位です。
夏競馬、秋に向けての飛躍が期待できる馬の登場を楽しみにしたいですね。
結果
レーベンスティールが文句なしの快勝で、更なる飛躍が期待できそうです!
59キロもやはり地力は上でした。王道の走りでここでは頭ひとつ抜けていた感じですね。
傾向通りシルトホルンも頑張りましたが、
2着ニシノスーベニアはノーマークでした・・・
距離を伸ばして良さが出た、というところでしょうか。
なかなか手を伸ばしづらい1頭で、こちらも◎は勝っても相手がヌケ・・・
それはさておき、レーベンスティールは上のクラスでどこまで通用するか。
次が本当の意味で試金石になりそうです。
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