2024 関東オークス(JpnⅡ)傾向と対策

重賞予想

地方3歳牝馬三冠の最終戦です。
浦和の桜花賞、大井の東京プリンセス賞に続いての三冠目として、03年から行われています。
牡馬とは違い中央所属馬ももともと出走できるレースで、昨年は上位3頭を独占しました。

まずは昨年までの5年間の結果を見ていきましょう。

もともとは東京プリンセス賞組が中心のレースでしたが、
中央所属のダート実績馬も毎年のように上位に顔を出してきました。
近年は、1勝クラス勝ち上がりや芝からの転戦馬が結果を出していることは押さえておきたいです。

勝ち馬のフェルディナンドこそ出走しないものの、東京プリンセス賞は見ておきたいです。

https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20240425&race=11&track=ooi

大接戦のゴール前は見応えがありました。
対中央馬との力比較がキーポイントになりそうです。

◎プリンセスアリー
地元浦和で桜花賞を制覇し、東京プリンセス賞は鋭い差し脚で差のない3着でした。
安定して末脚を繰り出せるタイプで、森泰斗騎手が乗るようになって更に磨きがかかった印象です。
今年は抜けた馬がいなく、地方所属馬にチャンスがあるんじゃないでしょうか。

○アンデスビエント
中央所属の筆頭はこの馬。逃げて最後まで伸びるタイプで、実績乏しくとも地力は上位と見ます。

▲クリスマスパレード
デビュー2連勝でフローラSでも期待された馬が、ダートに矛先を変えてきました。
初ダートですが、地力上位で十分通用しそうな気配です。

△ローリエフレイバー
地方所属馬からはもう1頭、東京プリンセス賞最先着のこの馬を押さえておきたいところです。
先行力があり、前走のような展開になれば粘りこみがありそうです。

アンディスビエント、田口寛太騎手お見事な逃げ切り勝ち!!
前走のレースっぷりが目を引きましたが、勢いそのままに重賞を制しました。
1勝クラスからでも素質上位なら通用するというところでしょうか。
まさに最近の傾向通りの結果でした。
地方馬も東京プリンセス賞組はやはり要吟味でしたね。
ミスカッレーラもこの路線で安定して走ってきた馬でした。
高知のグラインドアウトは予想外でしたが、来年以降も十分に馬券で楽しめるレースになりそうです。

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