レースの概要
歴史ある重賞ではありますが、施行条件が何度か変更になり、
この6月に開催するようになったのは2012年からで、宝塚記念の前哨戦的な位置づけでもあります。
通常は阪神2000mですが、今年は開催日の関係で京都2000mで行われます。
傾向と対策
今の時期に定着した2012年以降の傾向は以下の通りです。
別定のGⅢですので、単純に前走で格上のレースを使ってきた馬が強いです。
⇒今年の該当馬はスカーフェイスのみ。果たしてどうでしょうか。
また、レース問わず、着順悪かった馬の巻き返しにも注意です。
特に、人気を裏切って負けた馬の逆襲は十分あり得ます。
⇒エアサージュの巻き返しには注意したいですね。
5着でしたが、ボッケリーニも十分地力は高いです。
また、関東馬は軒並み敗れています。GI実績馬で3着までの結果しか出ていませんが、
平安Sで同じ傾向が崩れていますので、どこまで続くでしょうか。
⇒と思ったら、今年の該当馬はいなそうです。
参考レース
上の傾向で出てきた天皇賞春、日経賞、金鯱賞は押さえておきたいところです。
予想
◎ヨーホーレイク
長期休養明けで重賞連続好走しています。
前走は59キロでも3着と徐々に復調の兆しを見せていますので、
ここで完全復活といきたいところです。
○ボッケリーニ
中長距離GⅡの安定株で、年齢の衰えを感じさせません。
今回はモレイラ騎手騎乗で大幅プラス材料。ここは勝ち負けできる地力はあります。
▲エアサージュ
前に行く馬ならこの馬の逃げ残りが怖いです。
傾向的には押さえておきたい1頭です。
△ロードデルレイ
△ディープモンスター
勢いある4歳馬で、いきなり重賞でどうかの疑問はありますが
大崩れなく地力高いのはロードデルレイです。
ディープモンスターも得意の京都なら変わり身あっても。
結果
長期休養明け3戦目でヨーホーレイクが完全復活の重賞制覇!
2年以上の休養を強いられていたヨーホーレイクですが、
復帰してから2戦とも3着と地力の高さを見せていて、ここでようやく戴冠となりました。
直前でロードデルレイが出走回避になるアクシデントがありましたが、
馬券も印通りの決着で完全的中!
傾向通りの結果となりました。
GⅡ大将のボッケリーニに競り勝ったことからも、
この路線でまだまだ活躍はできそうで楽しみです。
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