2024 安田記念(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

歴史あるマイルGI。96年からは開催時期はダービーの翌週に定着して、
府中の春GIを締めくくる上半期のマイラー決定戦として行われています。

最近の傾向はこちら。

傾向

✅近年はヴィクトリアマイル組の好走が目立つ。
✅前走で上がり1、2位だった馬は注目。
✅雨でなければ高速決着になりやすい。マイルの持ちタイムない馬は厳しい。
✅外枠有利。

まず前走の傾向ですが、ヴィクトリアマイル組が6年連続連対しています。
京王杯やマイラーズC組も侮れませんが、ヴィクトリア使った牝馬は要吟味しましょう。
今年の該当馬は、ナミュール、フィアスプライドの2頭です。

タイムは31秒台になることも珍しくないので、早い持ちタイムは重要です。
加えて、前走で早い上がりを使っていた馬も注目です。
前走上がりが1、2位だった馬は、カテドラル、ステラヴェローチェ、ソウルラッシュ、セリフォスダノンスコーピオン、ナミュール、レッドモンレーヴです。(海外除く)

開催後半なので、外枠有利です。
枠順にも注目ですね。

前述のヴィクトリアマイルマイラーズC京王杯SCをまずは見てみましょう。

また、リピーターの好走も多く、去年出走していた馬が少なくないので、こちらも見ておきましょう。

そして、今年は香港から参戦の2頭が何と言っても注目です。
ロマンチックウォリアーはGI4連勝中の英雄、日本馬を何度も破ってますし、
ここでどんな走りを見せてくれますでしょうか。

◎ロマンチックウォリアー
香港の英雄が勝機を持って来日してきました。
GⅠ7勝で、GI4連勝中で地元でとは言え、日本のエース級を悉く破ってきました。
今回は久しぶりのマイル戦ですが、1分33秒台の持ちタイムがあれば問題ありません。
しかも、当日は雨模様でパンパンの良馬場ではなさそうなのもプラスに働きそうです。
日本馬がやや手薄な今年は、久しぶりの香港馬制覇がありそうです。

○セリフォス
対して日本のマイル実績馬の中ではセリフォスを最上位と取りました。
去年は2着で、コース適正は高いです。
昨秋は振るわなかったですが、休み明けの前走を叩いて確実に調子を挙げてきています。
外枠に入ったのもプラスで、日本の大将格として勝ち負けを期待したいところです。

▲ヴォイッジバブル
もう1頭の香港馬も侮れません。
昨年の香港マイルでは最強馬ゴールデンシックスティの2着。
2月の香港ゴールドCではロマンチックウォリアーと僅差の勝負をしていて、
地力は引けを取りません。初の左回りを克服できれば、この馬も上位争いでしょう。

△ソウルラッシュ
△ガイアフォース
高いレベルで日本の上位馬は拮抗していますが、
安田記念は毎年振るわないソウルラッシュはいよいよ本格化を感じますし、
ガイアフォースも環境問わずGIで好走できるレベルの1頭です。

ロマンチックウォリアーやはり強かった~~!!
さすがの貫禄勝利ですね。直線入り口で包まれそうになりましたが、
一瞬でもろともせず抜け出してきました。まさに王者の走りで、文句なしの完勝でした。
・・・なのに、なんで馬券が外れているんでしょう・・・
ナミュール、傾向はヴィクトリアマイル組要吟味の結果がこれですよ・・・
しかもヴィクトリアマイルで本命にしといてこれはいけません。
セリフォスは後方からで最後は脚色が同じになってしまいましたね。
切れ味勝負ではやはり牝馬に分があります。


馬券の反省はこれくらいにしておきまして、
久々の香港馬の勝利に圧倒的な強さを感じました。
ソウルラッシュ、ガイアフォースも力を出し切った地力高い馬通りの決着と言っていいでしょう。やはり海外の強豪が現れると盛り上がります。
宝塚回避は残念ですが、まだ走れそうな馬だけに今後の再来日に期待したいですね。

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