2024 宝塚記念(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

上半期総決算のグランプリレース。
1960年から行われ、66年から現在と同じ2200mで行われるようになりました。
このレースで春GIの終わりを告げ、本格的な夏競馬に移行していきます。
今年は阪神競馬改修にともなって、京都2200mで行われます。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅勝ち馬は4、5歳馬が中心。ただし、1番人気は低調。
✅開催後半の施行で外枠、差し馬が有利

あまりはっきりとした傾向がつかみにくいレースですが、
勝ち馬は2012年以降はすべて4、5歳馬、今がピークの馬から軸は選びたいところです。

開催最終週、そして梅雨期ということもあり、例年外枠に入った馬が有利です。
今年は京都開催ですが、この傾向は引き継がれそう。
また、差し馬が有利で、特に上がり最速の馬は過去10年でオール連対です。

週末は雨になりそうな予感で、馬場状態にも気を付けておきたいところですね。

まずは上位勢が出走してきた春のGI、大阪杯天皇賞春を見ていきましょう。

続いては、2連勝中とシュトルーヴェが勝った目黒記念、ドバイのレースを振り返ります。

◎ドウデュース
昨年の有馬記念の覇者が、ドバイの無念をここで晴らしたいところです。
ドバイターフは、馬群にもまれ脚を余した格好でした。
初の京都、道悪予想と克服すべき点は多いですが、地力は最上位と思ってます。

○ブローザホーン
道悪予想で浮上してきたのがこの馬です。
去年この舞台の不良馬場を圧勝していますし、馬場悪化は全く問題ないでしょう。
天皇賞春で見せた末脚から、上位争いできる力をつけてきました。

▲プラダリア
GIではパフォーマンスを落としてしまいますが、
京都重賞、道悪でともに2勝と今年の舞台にピッタリの実績を持っています。
京都記念勝ち馬は宝塚に繋がりますし、京都開始の今年はなおさらでしょう。

△ジャスティンパレス
△ディープボンド
地力で言えば、ドウデュースの次点はジャスティンでしょう。
底力を問われる展開になれば、古豪ディープボンドの出番がありそうです。

雨を味方にブローザホーン、快勝!!
結局重馬場でのスタートとなりました今年の宝塚記念。
一時は雨が収まったかと思いましたが、レース中にザーっと雨。
外ラチいっぱいに持ち出したブローザホーンが下馬評通り道悪をもろともせず突き抜けまた。

結果的には、京都適正より道悪巧者が上位を独占した宝塚記念でしたね。
2着ソールオリエンス、3着べラジオオペラも重馬場での重賞勝ちがありました。
馬券は惨敗、ドウデュースは後方からインをつくも馬場の影響か伸びきれませんでした。
確かに良馬場だったら結果は違ったかもしれません。
でも、良馬場でもブローザホーンは上位争いしていたと思う、そんな強さを感じさせました。

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