2024 帝王賞(JpnⅠ)傾向と対策

重賞予想

1995年の創設以来、上半期のダート頂上決定戦として大井2000mで施行されいます。
地方馬も8勝していますが、2011年以降は中央所属馬が連勝し続けています。

まずは昨年までの5年間の結果を見ていきましょう。

ステップとして近年好相性なのは、平安SやアンタレスS等の中央のGⅢからの転戦馬。
⇒でしたが、今年は該当馬の出走はなし・・・
また、ドバイなどの海外帰りの馬も好走しています。
⇒今年の該当馬は、ウィルソンテソーロ、メイショウハリオです。

以前は、かしわ記念からの転戦がよく好走していましたが、最近は振るわず。
今年4月開催になった川崎記念組が直結しそうです。
グランブリッジ、ライトウォーリア、セラフィックコース、ノットゥルノが出走していました。

他にも以下の傾向に注目です。

傾向

✅栗東所属馬が圧倒的に有利。ただし、1番人気は不振
✅4歳馬に注目。特に混合GI/JpnⅠ勝ちの実績がある馬

中央所属馬が連勝中ですが、なかでも栗東所属馬が圧倒的に強いです。
過去10年でも10勝、2着8回とほぼ独占状態です。
⇒今年は中央所属馬7頭のうちウィルソンテソーロを除く6頭が栗東所属です。

年齢では4歳馬が好相性です。
過去5年でも出走のなかった22年以外は馬券に絡んでいるので、該当馬がいたら注意したいですね。
⇒今年はセラフィックコールが唯一の4歳馬ですが、GI実績がないのがネックです。

レースの「格」としては、川崎記念とドバイワールドCをまずは押さえておきたいところです。

◎セラフィックコール
傾向からは唯一の4歳のこの馬に期待したいです。
昨年は無傷の5連勝で重賞制覇まで上り詰めました。
GIでは敗れていますが、前走の川崎記念も上位とは差もなく、更に力をつけている感じです。
何より今回はピンポイント来日のレーン騎手への乗り替わりが大きなプラスポイントです。

○ウィルソンテソーロ
ドバイワールドCで4着に入るほど地力を挙げてきました。
年末のGIを2連続2着で国内では一線級の仲間入りで、ここでは地力上位と見ています。

▲サヨノネイチヤ
いきなりは厳しいかもしれませんが、14戦12勝2着2回の地元大井のこの馬の食い込みに期待です。
年末にはライトウォーリアにも勝ってますし、ゴール前の競り合いに強いタイプに見えます。
直線でふらついたり、幼い面もありますが、まだ完成途上の証拠。
ここで上位争いできれば、今後の楽しみが広がります。

△ノットゥルノ
右回りに変われば本領発揮でしょう。
ムラがあるタイプですが、うまく先行してスムーズに運べれば上位争いに加われるはずです。

キングズソードが逆襲の戴冠!JBCクラシック勝ちは伊達じゃなかった!!
近走が勝ち切れてなかったのですっかり舐めていました・・・
前2走はやはり距離が足りなかったわけですね、中距離なら地力はこのメンバーでも上位でした。
ウィルソンテソーロがしっかり2着に入ったので、上位は力通りと言えるかと思います。

期待したセラフィックコールはまだ雑巾がけが足りなかったですね。
4歳馬有利でも、やはりGI実績は必要でした・・・反省。
しかし、こちらはまだまだこれからの伸びしろに期待です。
このメンバーでも5着に入ったサヨノネイチヤは健闘したと言えそうです。

キングズソードは中距離では秋以降も安定して走れそうで、
上位勢力の1頭として舐めないように気を付けたいところです。

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