レースの概要
夏の始まりを告げる牝馬限定重賞。
2006年にハンデ戦に変更されてから、10番人気でも平気で勝つような大波乱重賞になっています。
今年から府中牝馬Sと名前を変えて、東京競馬場で行われるようになりました。
ハンデ戦に変わりはありませんが、コース変わりで傾向も変化してくるでしょう。
傾向と対策
ハンデ戦になったのが2006年。以降の傾向はこちら。
傾向
✅関西馬が圧倒的に有利、関東馬の勝利はない。
✅軽ハンデ馬が有利。53キロ以下の馬が19回中14勝、2着も13回。
✅前走条件戦組も侮れない。18回中10勝、2着も8回
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | 年齢・ハンデ | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
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2024 | 1着 | アリスヴェリテ | 4人気 | 牝4・50 | 1.57.2 | 稍重 | 永島 まなみ | 中竹 和也 |
2着 | エーデルブルーメ | 1人気 | 牝5・54 | 2 | 川田 将雅 | 福永 祐一 | ||
3着 | ホールネス | 6人気 | 牝4・52 | クビ | 西塚 洸二 | 藤原 英昭 | ||
2023 | 1着 | ビッグリボン | 1人気 | 牝5・55 | 1.58.5 | 良 | 西村 淳也 | 中内田 充正 |
2着 | ウインマイティー | 3人気 | 牝6・56 | 3/4 | 和田 竜二 | 西園 正都 | ||
3着 | ホウオウエミーズ | 10人気 | 牝6・54 | 1.1/2 | 団野 大成 | 池上 昌和 | ||
2022 | 1着 | ウインマイティー | 10人気 | 牝5・54 | 1.58.3 | 良 | 和田 竜二 | 五十嵐 忠男 |
2着 | マリアエレーナ | 4人気 | 牝4・55 | 1.3/4 | 坂井 瑠星 | 吉田 直弘 | ||
3着 | ソフトフルート | 1人気 | 牝5・54 | クビ | 川田 将雅 | 斉藤 崇史 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
24 | 1着 | アリスヴェリテ | 京都・4歳以上2勝クラス 1人気1着 | 四国新聞杯(2勝クラス)1人気1着 |
2着 | エーデルブルーメ | ダイワスカーレットC(3勝クラス)1人気1着 | 関門橋S(3勝クラス)2人気4着 | |
3着 | ホールネス | 熊野特別(3勝クラス)2人気1着 | 中京・3歳以上1勝クラス 5人気1着 | |
23 | 1着 | ビッグリボン | 福島牝馬S(GⅢ)2人気2着 | 関門橋S(OP)2人気3着 |
2着 | ウインマイティー | 京都記念(GⅡ)7人気6着 | 有馬記念(GⅠ)15人気6着 | |
3着 | ホウオウエミーズ | 福島牝馬S(GⅢ)7人気12着 | 小倉大賞典(GⅢ)4人気5着 | |
22 | 1着 | ウインマイティー | メトロポリタンS(L)4人気4着 | 福島民報杯(L)10人気9着 |
2着 | マリアエレーナ | 京都記念(GⅡ)5人気8着 | 愛知杯(GⅢ)3人気2着 | |
3着 | ソフトフルート | 都大路S(L)1人気4着 | 金鯱賞(GⅡ)9人気10着 |
まずは東西ネタです。
関西馬が圧倒的に強く、関東馬は歯がたちません。
ただし、阪神開催から東京開催に変わったことで全く状況が変わると予測されます。
この要素については静観妥当でしょう。
いかにもハンデ戦という傾向で、53キロ以下が本当によく来ています。昨年も1、3着です。
⇒該当するのは、アスコルティアーモ、ウインエーデル、エリカヴィータ、カナテープ、カニキュル、グランスラムアスクの6頭。
逆に、55.5キロ以上の馬は、相当の実績馬でないと連対は厳しいです。
⇒重賞勝ち実績があるとは言え、セキトバイースト、ミアネーロ、ラヴェルには不利な傾向です。
同じくハンデ戦らしい傾向、前走条件戦組も一定以上に好走しています。
勝ち馬以外でも馬券圏内に来る馬は少なくないので、ハンデと合わせて要吟味です。
⇒該当するのはのカナテープ、カニキュル、ラヴァンダの3頭です。
軽ハンデ、条件組の台頭で波乱決着になるのでしょうか!?
注目馬
後日アップします。
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