今や毎年恒例となってきました年度末のドバイワールドカップデー
毎年のように日本馬が活躍し、また年々出走頭数も増えてきています。
今年は総勢23頭の日本馬が参戦する予定です。
馬券発売は後半の4レース。
各レースの傾向と対策を載せていきます。
ドバイGS(GⅠ)ダート1200m
2002年より国際GIに昇格した短距離ダート戦。
日本馬も何度となく出走していますが、優勝はまだないレースとなっています。
傾向を探るべく、過去5年の優勝馬を見てみましょう。
1着馬 | タイム | 騎手 | 調教師 | |||
2023 | シベリウス | アメリカ | 1.10.69 | 良 | R.ムーア | J.オドワイヤー |
2022 | スイッツァランド | ドバイ | 1.11.13 | 良 | T.オシェア | B.シーマー |
2021 | ゼンデン | アメリカ | 1.09.01 | 良 | A.フレス | C.デイヴィット |
2020 | 開催なし | |||||
2019 | エックスワイジェット | アメリカ | 1.10.75 | 良 | E.ハラミーヨ | J.ナヴァロ |
続いて、3着馬まで広げて、前走成績と合わせてみてみましょう。
23 | 1着 | シベリウス | アメリカ | ペリカンS(L)1着 |
2着 | スイッツァランド | ドバイ | ドバウィS(GⅢ)1着 | |
3着 | ガナイト | アメリカ | リヤドダートスプリント(GⅢ)2着 | |
22 | 1着 | スイッツァランド | ドバイ | リヤドダートスプリント(GⅢ)6着 |
2着 | レッドルゼル | 日本 | フェブラリーS(GⅠ)6着 | |
3着 | ドクターシーヴェル | アメリカ | マリブS(GⅠ)7着 | |
21 | 1着 | ゼンデン | アメリカ | ペリカンS(L)1着 |
2着 | レッドルゼル | 日本 | フェブラリーS(GⅠ)4着 | |
3着 | キャンヴァスト | ドバイ | マハブアルシマール(GⅢ)1着 | |
20 | 開催なし | |||
19 | 1着 | エックスワイジェット | アメリカ | 条件戦(米)1着 |
2着 | マテラスカイ | 日本 | 根岸S(GⅢ)13着 | |
3着 | インペリアルヒント | アメリカ | 条件戦(米)3着 |
やはりと言いますか、ダート王国アメリカ勢の高い壁が毎年そびえ立っています。
地元ドバイの馬も度々顔を出していて、検討の中心はまずはこの辺りでしょう。
日本馬では短距離の末脚自慢・レッドルゼルが健闘していましたが、
今年の出走馬はこのレベルに達していますかどうか。
参考レースでは、去年5着だったリメイクが注目です。
今年はサウジアラビアのリヤドダートスプリントで海外重賞2勝目を挙げての参戦です。
アメリカ勢の強敵は去年の覇者シベリウス、
BCスプリント3着で前走のペリカンSでもシベリウスの3着だったナカトミが地力上位です。
日本馬苦戦のこのレース、アメリカ勢にどこまで抵抗できるかが注目です。
<予想>
前走サウジアラビアで勝ったリメイクは勢いあるが、
やはりアメリカ勢の壁は高いと感じます。
シベリウスは今年もペリカンSからのステップで万全と見ました。
◎シベリウス
○ナカトミ
▲リメイク
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