ドバイターフ(GⅠ)芝1800m
このレースはドバイワールドカップ設立当初の1996年より行われていて、
ドバイデューティフリーというレース名で2002年にはGIに昇格。
その後、2015年に今のドバイターフと今の施行に定着した。
ジャスタウェイやリアルスティール、アーモンドアイ等
日本の超GI級の馬がここで勝利をものにしてきました。
傾向を探るべく、過去5年の優勝馬を見てみましょう。
1着馬 | タイム | 騎手 | 調教師 | |||
2023 | ロードノース | イギリス | 1.47.39 | 良 | L.デットーリ | J&T.ゴスデン |
2022 | ロードノース | イギリス | 1.45.77 | 良 | L.デットーリ | J.ゴスデン |
パンサラッサ | 日本 | 同着 | 吉田 豊 | 矢作 芳人 | ||
2021 | ロードノース | イギリス | 1.46.46 | 良 | L.デットーリ | J.ゴスデン |
2020 | 開催なし | |||||
2019 | アーモンドアイ | 日本 | 1.46.78 | 良 | C.ルメール | 国枝 栄 |
続いて、3着まで広げて前走と合わせて見てみましょう。
23 | 1着 | ロードノース | イギリス | ウインターダービー(GⅢ)1着 |
2着 | ダノンベルーガ | 日本 | ジャパンカップ(GⅠ)5着 | |
3着 | ネーションズプライド | UAE | ドバイミレニアムS(GⅢ)1着 | |
22 | 1着 | ロードノース | イギリス | ウインターダービー(GⅢ)2着 |
1着 | パンサラッサ | 日本 | 中山記念(GⅠ)1着 | |
3着 | ヴァンドギャルド | 日本 | 香港マイル(GⅠ)6着 | |
21 | 1着 | ロードノース | イギリス | BCターフ(GⅠ)4着 |
2着 | ヴァンドギャルド | 日本 | 東京新聞杯(GⅢ)4着 | |
3着 | フェリックス | イギリス | ウインターダービー(GⅢ)2着 | |
20 | 開催なし | |||
19 | 1着 | アーモンドアイ | 日本 | ジャパンカップ(GⅠ)1着 |
2着 | ヴィヴロス | 日本 | 香港マイル(GⅡ)2着 | |
3着 | ロードグリッターズ | イギリス | ジェベルハッタ(GⅠ)1着 |
なんと言っても、ここ3年はロードノースの3連覇。
パンサラッサとの同着やヴァンドギャルドの連続好走など、
日本馬も毎年のように上位争いに顔を出してきています。
今年は日本勢海外勢ともに有力馬が目白押しです。
まずはなんと言っても有馬記念で見事な復活を遂げたドウデュースでしょう。
去年は海外での走りが見れませんでしたが、GIを取って改めて海外挑戦に期待が高まります。
休み明けが問題ないかがポイントになりそうでしょうか。
去年の勝ち馬ロードノースも4連覇に向けて出走予定です。
ステップも去年と同じウインターダービーからでもいかにも不気味な1頭。
2着だったダノンベルーガも地力は見劣りません。
海外勢は他にも香港で走ってきた馬たちにも注目です。
香港マイル2着のヴォイッジバブルは年明けのGIでも連続2着と安定感ある1頭です。
ルクセンブルクはオーギュストロダンやロマンチックウォーリアー等のワールドレベルの一線級と互角に戦っていた経歴から地力は上位です。
各国から力比較が難しいメンバーが揃ったこのレース。
実力伯仲の激戦を期待しましょう。
<予想>
ここは応援も込めて強いドウデュースが見れるのを期待したいです。
昨年は無念の取り消し。
その後、完全復活までに時間を要しましたが、
有馬記念並みの走りができればここでも十分地力上位なはずです。
海外勢も今年は強者ぞろいで、
香港でロマンチックウォーリアーと差のない競馬をしたルクセンブルクは馬場が合ってそうです。
4連覇がかかるロードノースや香港のヴォイッジバブルも侮れなさそうです。
◎ドウデュース
○ルクセンブルク
▲ロードノース
★ヴォイッジバブル
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