2024 オークス(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

東京2400mで行われる3歳牝馬の2冠目のレースとして、長らく定着しています。
桜花賞から一気に800m伸びますが、基本的には桜花賞組に新興勢力がどこまで食い込んでくるか
のレースになります。

創設当初からの傾向は割りとはっきりしています。

傾向

✅勝ち馬はここ10年は1~3人気馬。反面、2着・3着には人気薄の台頭がある。
✅オープン勝ちか重賞3着以内がない馬は減点(89年以降連対なし)
✅前走条件戦は減点(95年以降で馬券圏内は21年のハギノピリナのみ)
✅大型馬はマイナス。

基本的には桜花賞組が圧倒的に強いレースです。
別路線では忘れな草賞、フローラS組に注意が必要ですが、まずは桜花賞を吟味しましょう。
特に、桜花賞が波乱決着でない年は、順当に桜花賞上位馬が引き続き好走する傾向です。
人気で勝ってきたステレンボッシュはまず中心になるでしょう。

次に、消去傾向になりますが、オープン以上で実績のない馬や、条件上がりの馬は大きく減点です。
桜花賞と別路線組でも、さすがにオープン以上の実績がほしいところです。
⇒今年は、ヴィントシュティレ、エセルフリーダ、サンセットビュー、パレハ、ランスオブクイーンの5頭は大きく減点です。

また、昔から体重が軽めな馬が穴をあけやすく、逆に大型馬(480キロ以上)は苦戦傾向です。
⇒今年はクィーンズウォークが明らかに大型馬です。

再三書いてきましたが、基本的には桜花賞組が中心です。フローラSとあわせて見ておきましょう。

◎ステレンボッシュ
断然人気ですが、傾向からもここは不安材料がない桜花賞馬です。
東京コースも経験済で、距離も問題ないでしょう。何かに負けるとしても2着は外さないと見ます。

○スウィープフィート
桜花賞組からはこの馬を2番手に挙げます。2歳時から強烈の差し脚を見せていた馬。
武騎手に変わって自在性も出てきました。何よりもオークス馬スイープトウショウの孫。
血統からも距離は伸びた方がよさそうで、うまく立ち回れば勝ち負けできるはずです。

▲コガネノソラ
地味ですが、3連勝は侮れません。スイートピーSはレースレコードでの快勝でした。
末脚が長い直線に合ってそうで、一雨くれば更にプラス。上位争いできそうです。

△ライトバック
△ミアネーロ
桜花賞組では、3着だったライトバックも末脚脅威。
別路線ではフローラS組よりかフラワーC勝ちからここに来たミアネーロが不気味です。

チェルヴィニアが桜花賞13着からの逆襲勝利!!
それにしても、よく2番人気でしたね!
馬券的には上位は1~3人気で順当決着でした。
ステレンボッシュから勝負するも、チェルヴィニアを切ってしまいました・・・
桜花賞の1戦で一気に評価を落としてしまいましたが、2歳時の地力は本物でした。
4着まで桜花賞組で、傾向通り王道路線がやはり強かったです。
相手本線で期待したスウィープフィートは伸びてはいましたが、少し後ろ過ぎたかもしれません。
3着ライトバックは桜花賞に続いて、力強く伸びてきましたし、
秋に向けても、まずはここの上位組が中心になるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました