2024 ジャパンダートクラシック(JpnⅠ) 展望

99年に創設した後はずっと7月上旬の開催でしたが、
今年のダート路線の体系変更にともなって、10月上旬の開催になりました。
不来方やレパードSの勝ち馬に優先出走権が与えられる等、
夏を越えた3歳ダートの総決算的なレースになりそうです。

開催時期やローテーションも変わってきているので、過去の傾向は参考にならなそうです。

ここでは今年の主要レースを振り返ってみましょう。
ケンタッキーダービーはフォエバーヤングが壮絶な叩きあいの末、本当に僅差の3着。
間隔の開いた帰国初戦となりますが、地力は間違いなくメンバー最上位でしょう。


今年からJRAにも開放された東京ダービーはユニコーンSに続き、
ラムジェットとサトノエピックのワンツーでした。
夏を越してそれぞれどう成長しているかが鍵ですね。

レパードSを勝ったのはユニコーンS3着のミッキーファイト。
東京ダービー組との差をどこまで詰めることができるでしょうか。

9月の新設トライアル不来方賞を制したのは、久々ダートのサンライズジパング。
2歳馬に交流重賞2着があったように、この馬もダート適正地力は高そうです。

海外を渡り歩いてきたフォエーバーヤングに、
交流元年となった東京ダービーを圧勝したラムジェット、
他にも各重賞戦線で上位争いしてきた馬たちが揃って、非常に面白いメンバーになりました。

本命◎ラムジェット
ユニコーンS、東京ダービーと走る度に圧勝してきたこの馬の地力に期待します。
道中も豪快で、捲ってから直線で一呼吸置いてまた伸びるというのが底力を感じます。
大井経験があるのも、フォエーバーヤングより分があると見ます。

馬券は本命からの流し作戦で勝負。
◎ラムジェット
○フォーエバーヤング
▲サンライズジパング
★サントノーレ

フォーエバーヤングが帰国初戦を文句なしの快勝!!世界を渡り歩いた強さは本物でした!
JRA勢実績馬が先行集団を形成しましたが、直線入り口で難なく競り落とす走りは
地力の高さを改めて証明するものでした。
再び海外へ、まだまだ楽しみは広がりそうですね。
ラムジェット以下の逆転にも期待しましたが、こちらはやや力及ばず。
ワンテンポ仕掛けを遅らせたミッキーファイトに分がありました。
ですが、ここの上位は今後のダート戦線を十分盛り上げてくれそうです。

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