レースの概要
1984年のグレード制導入当時から11月の東京2500mで行われているハンデ戦。
GIシーズンの谷間に行われるGⅡですが、ここからJC、有馬にも繋がることもあり、
後々に向けては注目の1戦です。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1着 | ゼッフィーロ | 1人気 | 2.29.9 | 良 | J.モレイラ | 池江 泰寿 |
2着 | マイネルウィルトス | 5人気 | 横山 武史 | 宮 徹 | |||
3着 | チャックネイト | 2人気 | 大野 拓弥 | 堀 宣行 | |||
3着 | ヒートオンビート | 4人気 | 石川 裕紀人 | 友道 康夫 | |||
2022 | 1着 | ブレークアップ | 6人気 | 2.31.1 | 良 | 田辺 裕信 | 黒岩 陽一 |
2着 | ハーツイストワール | 5人気 | 武 豊 | 国枝 栄 | |||
3着 | ヒートオンビート | 3人気 | 戸崎 圭太 | 友道 康夫 | |||
2021 | 1着 | オーソリティ | 1人気 | 2.32.4 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | マイネルウィルトス | 4人気 | M.デムーロ | 宮 徹 | |||
3着 | フライライクバード | 3人気 | 岩田 望来 | 友道 康夫 | |||
2020 | 1着 | オーソリティ | 3人気 | 2.31.6 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | ラストドラフト | 6人気 | 戸崎 圭太 | 戸田 博文 | |||
3着 | サンアップルトン | 9人気 | 柴田 善臣 | 中野 栄治 | |||
2019 | 1着 | ムイトオブリガード | 2人気 | 2.31.5 | 良 | 横山 典弘 | 角田 晃一 |
2着 | タイセイトレイル | 5人気 | 戸崎 圭太 | 矢作 芳人 | |||
3着 | アフリカンゴールド | 1人気 | C.ルメール | 西園 正都 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
23 | 1着 | ゼッフィーロ | オールカマー(GⅡ)7人気3着 | 目黒記念(GⅡ)3人気4着 |
2着 | マイネルウィルトス | 京都大賞典(GⅡ)8人気6着 | 新潟記念(GⅢ)4人気10着 | |
3着 | チャックネイト | 六社S(3勝クラス)3人気1着 | 江の島S(3勝クラス)3人気3着 | |
3着 | ヒートオンビート | 京都大賞典(GⅡ)4人気9着 | 目黒記念(GⅡ)4人気1着 | |
22 | 1着 | ブレークアップ | 六社S(3勝クラス)2人気1着 | ジューンS(3勝クラス)6人気2着 |
2着 | ハーツイストワール | 札幌日経オープン(L)1人気1着 | 天皇賞・春(GⅠ)7人気16着 | |
3着 | ヒートオンビート | 新潟記念(GⅢ)1人気5着 | 七夕賞(GⅢ)1人気2着 | |
21 | 1着 | オーソリティ | 天皇賞・春(GⅠ)6人気10着 | ダイヤモンドS(GⅢ)1人気2着 |
2着 | マイネルウィルトス | 札幌記念(GⅡ)11人気4着 | 函館記念(GⅢ)3人気6着 | |
3着 | フライライクバード | ムーンライトハンデキャップ(3勝クラス)1人気1着 | 高山S(3勝クラス) 1人気3着 | |
20 | 1着 | オーソリティ | 青葉賞(GⅡ)3人気1着 | 弥生賞(GⅡ)3人気3着 |
2着 | ラストドラフト | ケフェウスS(OP)2人気8着 | 金鯱賞(GⅡ)3人気5着 | |
3着 | サンアップルトン | オールカマー(GⅡ)7人気6着 | 日経賞(GⅡ)6人気4着 | |
19 | 1着 | ムイトオブリガード | 目黒記念(GⅡ)2人気5着 | 大阪杯(GⅠ)14人気8着 |
2着 | タイセイトレイル | 丹頂S(OP)3人気3着 | 札幌日経オープン(L)5人気3着 | |
3着 | アフリカンゴールド | 六社S(3勝クラス)2人気1着 | マレーシアC(3勝クラス)2人気4着 |
ハンデ戦ではありますが、基本的には前走GI・GⅡ組が強いです。
特に京都大賞典組は着順悪くてもここで巻き返す馬は少なくありません。
⇒クロミナンス、サヴォーナ、マイネルウィルトス、ミクソロジー、メイショウブレゲ、ラーグルフが
該当します。特に、京都大賞典組のメイショウブレゲは要注目です。
反対に、前走条件戦勝ち上がりの勢いがある馬も侮れません。
特に、斤量が2キロ以上減っている馬は注目です。
⇒今年は該当馬がいません。
東京2500mはスタミナに加えて、末脚のキレも要求されるレースで、
前走2000や2200で早い上がりを使っている馬は好相性です。
⇒セレシオン、マイネルメモリー、ミクソロジーあたりはよくチェックしておきたいところです。
最後は血統ネタですが、サンデー系ではなく、ロベルトやグレイゾウリンが好相性です。
⇒アドマイヤハレー、マイネルウィルトス、ラーグルフが該当します。
参考レース
春先に同距離で行われた目黒記念、秋の主要GⅡオールカマーと京都大賞典を見ておきましょう。
予想
本命◎クロミナンス
長期休みを2回も挟んでいるので、7歳の今年になって本格化しました。
中距離重賞で連続好走中と、勝ち切れてはいませんが安定感は抜群。
道悪も問題なさそうなので、ここで初戴冠を期待します。
穴馬★ハヤヤッコ
単純に道悪適正だけで一発を狙うならこの馬です。
スタミナ勝負の展開になれば、じわじわと追い込んでこれます。
◎クロミナンス
〇サヴォーナ
▲ミクソロジー
★ハヤヤッコ
△タイセイフリーク
結果
8歳の古豪ハヤヤッコがじわじわ追い込んで差し切り勝ち。
少し渋った馬場や展開やら、すべてがこの馬に向いた見事な勝利でした。
やはり左回りの方が合います。
本命穴馬フォーメーションがはまって見事に馬券も大金星でした!
逆に、クロミナンスはまたしても僅差で逃してしまいました・・・
ですが、まだまだ地力は衰えてなさそうです。
この組は中長距離で再度好走する可能性がありますので、要注意です。
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