レースの概要
‘オールカマー’というその名の通り幅広く出走馬を求めるレースとして1955年に創設。
84年から2200mになり、秋の天皇賞、JC、有馬記念にも繋がる重要レースとなっている。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1着 | ローシャムパーク | 4人気 | 2.12.0 | 良 | C.ルメール | 田中 博康 |
2着 | タイトルホルダー | 1人気 | 横山 和生 | 栗田 徹 | |||
3着 | ゼッフィーロ | 7人気 | 戸崎 圭太 | 池江 泰寿 | |||
2022 | 1着 | ジェラルディーナ | 5人気 | 2.12.7 | 良 | 横山 武史 | 斉藤 崇史 |
2着 | ロバートソンキー | 6人気 | 伊藤 工真 | 林 徹 | |||
3着 | ウインキートス | 7人気 | 松岡 正海 | 宗像 義忠 | |||
2021 | 1着 | ウインマリリン | 2人気 | 2.11.9 | 良 | 横山 武史 | 手塚 貴久 |
2着 | ウインキートス | 5人気 | 丹内 祐次 | 宗像 義忠 | |||
3着 | グローリーヴェイズ | 3人気 | M.デムーロ | 尾関 知人 | |||
2020 | 1着 | センテリュオ | 5人気 | 2.15.5 | 稍重 | 戸崎 圭太 | 高野 友和 |
2着 | カレンブーケドール | 2人気 | 津村 明秀 | 国枝 栄 | |||
3着 | ステイフーリッシュ | 3人気 | 田辺 裕信 | 矢作 芳人 | |||
2019 | 1着 | スティッフェリオ | 4人気 | 2.12.0 | 良 | 丸山 元気 | 音無 秀孝 |
2着 | ミッキースワロー | 3人気 | 菊沢 一樹 | 菊沢 隆徳 | |||
3着 | グレイル | 6人気 | 戸崎 圭太 | 野中 賢二 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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23 | 1着 | ローシャムパーク | 函館記念(GⅢ)1人気1着 | むらさき賞(3勝クラス)1人気1着 |
2着 | タイトルホルダー | 天皇賞・春(GⅠ)1人気中止 | 日経賞(GⅡ)2人気1着 | |
3着 | ゼッフィーロ | 目黒記念(GⅡ)3人気4着 | メトロポリタンS(L)3人気3着 | |
22 | 1着 | ジェラルディーナ | 小倉記念(GⅢ)1人気3着 | 鳴尾記念(GⅢ)4人気2着 |
2着 | ロバートソンキー | 日本海S(3勝クラス)1人気1着 | 天皇賞・春(GⅠ)10人気7着 | |
3着 | ウインキートス | 目黒記念(GⅡ)8人気3着 | 日経賞(GⅡ)5人気12着 | |
21 | 1着 | ウインマリリン | 天皇賞・春(GⅠ)8人気5着 | 日経賞(GⅡ)4人気1着 |
2着 | ウインキートス | 札幌記念(GⅡ)5人気9着 | 目黒記念(GⅡ)8人気1着 | |
3着 | グローリーヴェイズ | クイーンエリザベスⅡ世C(GⅠ)2着 | 金鯱賞(GⅡ) 2人気4着 | |
20 | 1着 | センテリュオ | マーメイドS(GⅢ)2人気2着 | 大阪城S(L) 3人気5着 |
2着 | カレンブーケドール | 京都記念(GⅡ)2人気2着 | ジャパンC(GⅠ)5人気2着 | |
3着 | ステイフーリッシュ | 目黒記念(GⅡ)7人気3着 | 大阪杯(GⅠ)8人気9着 | |
19 | 1着 | スティッフェリオ | 宝塚記念(GⅠ)8人気7着 | 大阪杯(GⅠ)13人気7着 |
2着 | ミッキースワロー | 七夕賞(GⅢ)3人気1着 | エプソムC(GⅢ)2人気10着 | |
3着 | グレイル | 福島テレビオープン(OP)2人気6着 | 中日新聞杯(GⅢ)5人気13着 |
まずは、前走GⅠ、GⅡに出走していた馬が安定して好走しています。
実績馬が秋競馬の初戦にここを選ぶことも少なくもないため、まずは押さえておいたいところです。
⇒今年の該当馬はキラーアビリティ、サリエラ、ヤマニンサンバ、ラーグルフです。
(札幌記念は除く)
上の傾向に相反しますが、夏の重賞で上位争いしてきた馬も、勢いそのままに注意が必要です。
⇒該当馬は、サヴォーナ、ステラヴェローチェ、レーベンスティールです。
中山2200はコース実績も重要なファクターです。
同コースの中山2200、2500の実績がある馬は見逃し厳禁です。
⇒アルビージャ、ニシノレヴナント、レーベンスティール、ローバートソンキーには好材料です。
また、先週のセントライト記念と同様ですが、内枠・関東馬が好相性です。
枠順決定後にもう一度頭に入れておきたい要素ですね。
参考レース
レーベンスティールが快勝したエプソムC、ステラヴェローチェが3着の札幌記念を押さえます。
予想
本命◎レーベンスティール
エプソムCを59キロで完勝。秋はここから始動してGI戦線に繋げたいところです。
去年は同舞台のセントライト記念を勝っていますし、
人気ですがここは勝ち負けでしょう。
対抗○サリエラ
中山は初出走ですが、極端に合わないということはなさそうです。
春は長距離戦線を戦ってきましたが、本来はこれくらいの距離の方が地力を発揮できそうです。
最内枠の利を生かして上位争いに期待です。
馬券は固めのBOX、3連ヒモで珍味を狙いたいです。
◎レーベンスティール
○サリエラ
▲ステラヴェローチェ
△アルビージャ
△フェーングロッテン
結果
人気に応えてレーベンスティールが圧勝!!
スローな展開で、直線では抜け出すのに手間取りましたが、
進路を見つけ出すとあっと馬に前を捉えでゴールに飛び込みました。
着差こそわずかですが、これは強い内容でしたね。
そして逃げて展開を味方につけたのは2着アウスヴァール。
3着リカンカブール、4着サヴォーナも先行していた馬で、完全にスロー前残り決着でした。
今開催の中山はとことん馬場状態がよく、傾向以上に展開を押さえる必要がありました。
完全なるヒモ抜け・・・です。
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