2024 香港チャンピオンズデー

海外

スプリント、マイル、中距離のGIを1日に開催する香港チャンピオンズデー。
チェアマンズスプリントプライズ、チャンピオンズマイル、クイーンエリザベスⅡ世カップとして、
以前からそれぞれ施行されていましたが、2018年から4月最終週に同日開催となり、
日本馬も毎年参戦しています。

3レースぞれぞれの過去5年のレース結果を見ていきましょう。
まずは、チェアマンズスプリントプライズ。

スプリントは見事なまでに過去5年の上位は香港勢です。
よく言われていますように、香港馬は短距離勢の層が厚いです。
またステップレースもスプリントCからの転戦馬が多く、勝ち馬以外でも最重要吟味レースでしょう。

続いて、チャンピオンズマイルです。

こちらも過去5年は香港馬が上位を独占。
日本馬はかつてモーリスがこのレースを制覇しましたが、その後は出走もありませんでした。
ステップレースは、チェアマンズトロフィー組が圧倒的に多く、
スプリントC同様に、出走していた馬は要吟味が必要になりそうです。

そして最後は、クイーンエリザベスⅡ世カップです。

このレースに関しては、香港圧倒的というわけではなく、日本や他国からも上位に顔を出しています。
日本馬は2021年に上位独占していますので、十分互角に戦える舞台と言っていいでしょう。
前走も多種多様で、単純に地力の比較を求められそうです。

3レースの主要参考レースを見ていきましょう。

チェアマンズスプリントプライズ
高松宮記念で3着好走したビクターザーウィナーから入ります。
先行力があって、地元香港に戻れば勝ち負けできる実力を持っているはずです。
相手は、近年の傾向にならって香港スプリントC組を狙います。
凡走したラッキーウィズユーは暮れの香港スプリントで力強い走りを見せていて、
人気を落としそうなここは珍味ありと見ます。
日本馬も頑張ってほしいですが、短距離では厳しそうです。
◎ビクターザウィナー
○ラッキーウィズユー
▲インビンシブルセージ
△フライングエース
△カリフォルニアスパングル

チャンピオンズマイル
もはや説明いらずの香港最強馬ゴールデンシックスティの4連覇がかかります。
既にGIは10勝していて、休み明け9歳でも衰えはなさそうです。
相手は善戦が続いているビューティーエターナルを1番手に挙げます。
年明けは惜敗続きで、2走前も僅差4着で着順ほど負けていません。
ゴールデンシックスティ以外では、ヴォイッジバブルとともに地力上位と見ています。
◎ゴールデンシックスティ
○ビューティーエターナル
▲ヴォイッジバブル
△ギャラクシーパッチ

クイーンエリザベルⅡ世C
こちらも香港のエース・ロマンチックウォーリアーの壁は高そうです。
去年2着のプログノーシスがどこまで迫れるかが焦点でしょう。
馬券的には堅いと見ます。
◎ロマンチックウォリアー
○プログノーシス
▲マッシヴソヴリン
△ドバイオナー

チェアマンズスプリントは香港スプリントCで2着だったインビンシブルセージが快勝。
上位3頭は香港勢でやはりこの距離では香港重視が正解でした。
(違う香港馬をチョイスして馬券はハズレ・・・)
勝ったインビンシブルセージは5歳と香港馬ではまだまだこれからの馬。
香港スプリントC組の中でも上昇力がある1頭でしたね。
着順を鵜呑みにしない馬券作戦を心掛けたいところです。

ゴールデンシックスティ伸びきれないんかーい、、、
チャンピオンズマイルは圧倒的人気のゴールデンシックスティが4着止まり。
相手本線と目したビューティーエターナルが勝ったものの、波乱の決着となりました。
ここも傾向通り「チェアマンズトロフィー」組が上位を占めましたね。
香港競馬は距離ごとの前哨戦が絞られるので、その組をよく吟味することで的中が近づくはずです。

クイーンエリザベスⅡ世カップはロマンチックウォリアーとプログノーシスの一騎打ち。
今回もロマンチックウォリアーは強かったですね・・・
ワンツーは人気通り。プログノーシスも十分GIレベルには達しているはずですが・・・
ノースブリッジの逃げ粘り3着はお見事でした。思い切った先行策が功を奏しましたね。
ヒシイグアスも頑張っていましたし、ここはもう少し日本馬を評価してもよかったです。
ロマンチックウォリアーは安田記念に向かうとのことで、日本馬にとって脅威な1頭になりそうです。

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