レースの概要
京都1200mで行われる3歳の短距離重賞。
2018年に重賞に格上げされ、今年で7回目と比較的歴の浅いレースです。
3歳限定重賞では唯一のスプリント戦で、波乱の要素も十分です。
傾向と対策
重賞になってからの傾向は以下の通りです。
なんと言っても逃げ先行馬が圧倒的に有利なレースです。
連対馬のほとんどが前走4角2番手以内。勝ち馬は全て前走4角3番手以内でした。
⇒エトヴプレ、エポックヴィーナス、オーキッドロマンス、クリアアーサー、ジョーロリット、ナナオ、ピューロマジック、ペアボルックス、モズトキキ、モンシュマンの10頭が前走2番手以内です。
また、6回中4回が牝馬が勝利。6回中4回が距離短縮馬が勝利していて、
迷ったら牝馬・距離短縮を上位に取りたいところです。
⇒両方当てはまる距離短縮の牝馬は、エトヴプレ、エポックヴィーナス、シカゴスティング、ジョーロリットです。
参考レース
桜花賞からの転戦組は牝馬の距離短縮でもあり、有利です。
また、重賞ではファルコンS組が注目です。
予想
◎エドヴプレ
何と言ってもフィリーズレビュー勝ち、桜花賞5着はメンバーで実績最上位です。
距離短縮は間違いなくいいですし、傾向からも自信の本命に推せます。
○ペアボルックス
相手が難しいですが、4戦4連対のこの馬を相手筆頭にします。
牡馬ですが、先行力が安定していて、1200mの方がパフォーマンスは上がります。
▲オーキッドロマンス
実績的には次点はこの馬。
重賞入着が2回、コラソンビートと差のない競馬をしていることからもここでは地力上位です。
△シカゴスティング
△カルチャーデイ
重賞実績のあるこの2頭も相手候補に入れておきたいところです。
結果
ピューロマジックがロケットスタートからの逃げ切り勝ち!!
これは完全に行った行ったの競馬でしたね、1~3番手にいた馬のワンツースリー。
勝った馬は8枠だったとは言え、完全に傾向通りでした。
ピューロマジックは、デビューから全てのレースで逃げていて、
このレースに打ってつけの戦績でしたね。これは分析不足でした。
2着3着も安定した先行力があった馬で、
本命のエドヴプレは久しぶりの1200m戦で、
逆にスプリント戦での先行力という点では物足りなかったかもしれません。
レース傾向としてははっきりしていますので、来年も忘れないでおきましょう。
また、ここで好走した馬は、夏のスプリント戦や暮れのオープン以上のスプリントで再び好走がありそうです。
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