富士Sは2020年からGⅡに格上げして、比較的順当な重賞になってきました。
ここ3年もヴァンドギャルド、ソングライン、セリフォスと後のGI活躍馬が目白押しです。
今年は12頭ですが、マイル戦線の活躍につながる馬を探していきましょう。
《富士S GⅡ》
まずは主な傾向を探っていきましょう(データ傾向は00年~を対象)
<マイル実績>
・マイルで連対ない馬【0.0.1.31】(3着=13シャイニープリンス)
⇒今年はソーヴァリアント、キラーアビリティが該当
・マイル2戦以上して、勝ちなしor重賞連対ない馬は消し
⇒ユニコーンライオンが該当
重賞でも実績の馬がマイルに転戦してきましたが、傾向で見るとここでは厳しそうです。
<年齢>
・3、4歳馬が中心
⇒3歳:ダノンタッチダウン
4歳:マテンロウオリオン、エターナルタイム、ジャスティンスカイ、ナミュール、レッドモンレーヴ、キラーアビリティ
・6歳以上は割引(2020年以降は馬券圏内なし)
(過去10年でも2着1回でGI馬のイスラボニータのみ)
以前は高齢馬も好走していましたが、ここ10年で見ても6歳で連対したのはGI馬のイスラボニータのみ。
GⅡになって、ますます若い馬中心のレースになってきました。
《予想》
今年は札幌記念組の2頭以外は全馬休み明けで、実績重視で考えると
安田記念出走の3頭イルーシヴパンサー、ナミュール、レッドモンレーヴを中心にします。
ナミュールはGⅠ2戦が案外でしたが、ヴィクトリアマイルはスタート後、安田は直線で挟まれる不利が結果に大きく影響していました。
本来は最後の切れが一級品の馬で、地力はこのメンバーでも最上位。
この頭数でスムーズに走れば勝ち負けになるはずです。
相手筆頭で考えたいのはレッドモンレーヴ。
今年に入って本格化で、安田でも上位馬に引けを取らない脚を見せて6着とGⅠでも好勝負できるの示しました。
先を見据える意味でも、ここはこの2頭の一騎打ちとみたいです。
割って入るとすれば条件上がりのエターナルタイム。
1400からの距離延長で傾向的にはやや不利ですが、
まだ底を見せてない成績と直線での走りは重賞級を感じさせます。
地力上位馬の熱戦を期待しましょう!
◎ナミュール
〇レッドモンレーヴ
▲エターナルタイム
△イルーシヴパンサー
出走参考レースはこちら
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