レースの概要
2015年にオープン特別から重賞に格上げとなったが、
中山のハンデ戦というコース形態も相まって、かなり荒れる重賞となっている。
来年の飛躍につながる馬もいるが、人気薄をうまく拾えるのが鍵です。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1着 | フィアスプライド | 1人気 | 1.32.7 | 良 | C.ルメール | 国枝 栄 |
2着 | フィールシンパシー | 8人気 | 横山 琉人 | 小島 茂之 | |||
3着 | ミスニューヨーク | 6人気 | M.デムーロ | 杉山 晴紀 | |||
2022 | 1着 | ミスニューヨーク | 2人気 | 1.33.5 | 良 | M.デムーロ | 杉山 晴紀 |
2着 | ウインシャーロット | 4人気 | 石川 裕紀人 | 和田 正一 | |||
3着 | フィアスプライド | 12人気 | 大野 拓弥 | 国枝 栄 | |||
2021 | 1着 | ミスニューヨーク | 4人気 | 1.32.8 | 稍重 | M.デムーロ | 杉山 晴紀 |
2着 | アンドラステ | 3人気 | 岩田 望来 | 中内田 光正 | |||
3着 | ギルデッドミラー | 13人気 | 戸崎 圭太 | 松永 幹夫 | |||
2020 | 1着 | スマイルカナ | 1人気 | 1.34.6 | 良 | 柴田 大知 | 高橋 祥泰 |
2着 | アンドラステ | 3人気 | 岩田 望来 | 中内田 光正 | |||
3着 | フェアリーポルカ | 9人気 | 和田 竜二 | 西村 真幸 | |||
2019 | 1着 | コントラチェック | 3人気 | 1.32.2 | 良 | C.ルメール | 藤沢 和雄 |
2着 | エスポワール | 2人気 | M.デムーロ | 角居 勝彦 | |||
3着 | シゲルピンクダイヤ | 1人気 | 和田 竜二 | 渡辺 薫彦 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
23 | 1着 | フィアスプライド | 府中牝馬S(GⅡ)11人気4着 | 関屋記念(GⅢ)12人気4着 |
2着 | フィールシンパシー | 紅葉S(3勝クラス)6人気1着 | 日高S(3勝クラス)1人気5着 | |
3着 | ミスニューヨーク | 京成杯オータムH(GⅢ)8人気3着 | クイーンS(GⅢ)5人気7着 | |
22 | 1着 | ミスニューヨーク | 京成杯オータムH(GⅢ)3人気4着 | 中京記念(GⅢ)2人気4着 |
2着 | ウインシャーロット | オーロC(L)1人気1着 | 多摩川S(3勝クラス)1人気1着 | |
3着 | フィアスプライド | 秋風S(3勝クラス)7人気1着 | 長岡S(3勝クラス)7人気12着 | |
21 | 1着 | ミスニューヨーク | 府中牝馬S(GⅡ)6人気12着 | 小倉日経OP(OP)1人気3着 |
2着 | アンドラステ | 府中牝馬S(GⅡ)5人気2着 | 関屋記念(GⅢ)3人気8着 | |
3着 | ギルデッドミラー | スワンS(GⅡ)7人気11着 | TVh賞(OP)1人気5着 | |
20 | 1着 | スマイルカナ | オーロC(L)1人気2着 | 富士S(GⅢ)2人気10着 |
2着 | アンドラステ | 京成杯オータムH(GⅢ)1人気10着 | 関屋記念(GⅢ)1人気3着 | |
3着 | フェアリーポルカ | 小倉大賞典(GⅢ)1人気9着 | 有馬記念(GⅠ)8人気8着 | |
19 | 1着 | コントラチェック | 秋華賞(GⅠ)5人気15着 | オークス(GⅠ)3人気9着 |
2着 | エスポワール | 修学院S(3勝クラス)1人気2着 | 秋華賞(GⅠ)3人気9着 | |
3着 | シゲルピンクダイヤ | ローズS(GⅡ)4人気4着 | 秋華賞(GⅠ)10人気3着 |
まずは何と言ってもハンデ戦。
53キロ以下の馬も好走率が高いです。その一方で、55.5キロ以上を背負う実績馬も侮れません。
⇒軽ハンデのキタウイング、セントカメリア、ビヨンドザヴァレー、ぺイシャフラワー、
マメコ、ミシシッピテソーロ、モズゴールドバレル、ワイドラトゥール
と該当馬が多いですが、侮れません。
55.5キロのアルジーヌとドゥアイズも要注意です。
暮れの開催となると年齢の影響も大きいです。
6歳以上は来ても3着までで、中心にはしずらい要素です。
⇒今年は該当出走馬なしです。
中山実績は大事で、勝ち馬はそのほとんどが中山勝利経験のある馬です。
また、中山勝利経験がなかった勝ち馬は、父・母父が暮れの中山GIを勝った実績馬でした。
⇒中山勝ちがあるのは、イフェイオン、キタウイング、フィールシンパシー、ミアネーロ
中山勝ちがなくても血統的裏付けがあるのはグランスラムアスク、コナコースト、ぺイシャフラワー
参考レース
去年のこのレースを見ておきましょう。
予想
本命◎アルジーヌ
前走のカシオペアSが強い内容でした。55.5キロは地力の高さの証明。
3着だったクイーンSくらい走れればここも好勝負できそうです。
穴馬★キタウイング
同舞台の昨年フェアリーSを快勝して、その後は凡走が続いていますが、
ハマるといい末脚は持っています。52キロのここは一発に期待です。
◎アルジーヌ
○フィールシンパシー
▲ミアネーロ
★キタウイング
△ドゥアイズ
△ぺイシャフラワー
結果
アルジーヌが連勝で重賞制覇!前走に続いてゴール前は地力の高さを見せましたね。
クイーンSも小差の3着でしたし、これで牝馬重賞戦線の常連入りとなりそうです。
馬券的には、相手がヌケでした・・・
ビヨンドザヴァレーは目下の勢いと53キロが完全に活きましたね。
ドゥアイズもよく追い込んできましたが、あと一歩でした・・・
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