2024 エンプレス杯(JpnⅡ)傾向と対策

重賞予想

昨年までは3月上旬に施行されていましたが、今年から5月に移行。
古馬中距離牝馬路線の上半期頂上決定戦の趣向が濃くなりました。
秋に行われるJBCレディスクラシックに向けても、重要な1戦になりそうです。

施行時期は3月ですが、過去5年の成績を見ていきましょう。

牝馬限定戦らしく、ステップとしてはTCK女王盃組が多く好走しています。
今年から路線体系が変わっているので、新設された兵庫女王盃組に注目です。
また、2着止まりではありますが、大井所属馬も好走していますので、
実績で見劣っていても侮れません。

コースは川崎記念と同じで、4月に行われるようになって好走馬がいれば結びつきやすそうです。

上で見てきましたように、兵庫女王盃川崎記念が最重要の参考レースになりそうです。

◎アイコンテーラー
去年の夏にダート転向してから、チャンピオンズC以外は崩れていません。
前走の川崎記念は前を捉えにいったところを後ろからも差されたかたちで3着。
ただ、僅差で差はありませんでした。同舞台のここで今度は戴冠を期待したいです。

○グランブリッジ
その前走で直線で差し込んで2着。差し脚ならメンバー最上位です。
この馬も大崩れはなく、ここも上位争い必至でしょう。

▲ライオットガール
△アーデルアストレア
兵庫女王盃のワンツーはここでは押さえておきたいところ。
前に行ける点と年齢の分だけライオットガールを上位にとりました。

メンバーを見る限り、このレースの結果で秋の勢力図にも繋がりそうです。
熱い牝馬の戦いを期待したいですね。

またまた武豊の逃げ切り勝ち~!
月曜の名古屋グランプリに続いて、またしても武豊の交流重賞勝利。
5戦5勝とは言え、初めての重賞出走で軽視してしまいましたが、お見事な強さでした。
2着以下のメンバーを見ても、一気に一線級の仲間入りになったかと思います。
アイコンテーラーは早めに勝負に行っての失速と見て、次の巻き返しに期待です。
3着キャリックアリードは中央からの転厩馬。
地方交流重賞で入着止まりも、ここに食い込んでくるのは驚きでした。
名古屋グランプリしかり、路線は傾向を外していないので、地方所属馬の更なる吟味が必要です。

いずれにしても、秋のJBCに向けても覚えておきたい1戦ですね。

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