2024 マイルCS(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

1984年のグレード導入後から11月3週の京都開催を定位置として行われてきました。
文字通りマイルのチャンピオンを決める一戦で、
近年は中距離路線組や牝馬も入り混じっての大一番となっています。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅基本的には3歳、4歳馬が中心。
✅短期免許で来日の外国人騎手が大活躍。
✅連対率、近走の成績が悪い馬は大きく減点。

前週のエリザベス女王杯もそうでしたが、基本的には3、4歳の若い馬が強いです。
エルトンバローズ、オオバンブルマイ、シックスペンス、チャリン、二ホンピロキーフ
 バルサムノート、ブレイディヴェーグ、レイべリングがまずは注目でしょう。

先週あたりからシーズン終わったヨーロッパの騎手が短期免許で来日しています。
ある程度の実績のある騎手はGIの大一番で滅法強いので、人気に関わらず注意したいところです。
⇒今年は、C.デムーロ騎手がナミュールに、シュタルケ騎手がフィアスプライドに騎乗予定です。
 また、ムーア騎手は外国馬のチャリンに騎乗予定です。

単純な消去法傾向ではありますが、近走の実績や生涯実績も重要なファクターになります。
■前走、オープン特別で3着以下は91年以降で【0.0.1.17】
 ⇒二ホンピロキーフが該当します。
■前3戦2桁着順が2回以上の馬は91年以降で【0.0.2.54】
 ⇒オオバンブルマイ、タイムトゥヘヴンが該当します。
■前走ローカル戦に出走してきた馬は94年以降で【0.0.1.10】
 ⇒レイべリングが該当します。

■また、マイルCS3着以内がある馬を除いて連対率.333未満は91年以降【0.0.0.91】です。
 ⇒コムストックロード、タイムトゥヘヴンが該当します。

春の安田記念と、富士S府中牝馬S毎日王冠を見ておきましょう。

本命◎ブレイディヴェーグ
32秒台の末脚を連発するこの馬はマイルにも十分対応できるとみました。
長期休養明けの前走がとにかく強いの一言で、このメンバーでも勝ち負けできる地力はあります。
去年のエリザベス女王杯に続く京都での戴冠に期待です。

穴馬★オオバンブルマイ
ここ2走はスプリント路線に行きましたが、2走前の末脚は見事で、
前走もGIで着順ほど負けていません。
傾向的には厳しい要素もありますが、十分圏内にこれそうです。

◎ブレイディヴェーグ
○ナミュール
▲チャリン
★オオバンブルマイ
△ソウルラッシュ

ソウルラッシュが悲願のGI制覇!
地力的にはここで勝っても全く不思議のない馬なので、素直にお見事でした。
去年2着の同馬に4歳馬エルトンバローズで傾向的にもしっくりくる決着でしたが、
混戦だったこともあって馬券的には難しい1戦でしたね。
期待したブレイディヴェーグも差のない4着でした。
(そう考えると展開利を味方につけ3着に入ったウインマーベルはビックリです)
枠順、騎手含め微妙な展開のアヤで着順が変わりそうなレースでした。
だから、競馬は、難しい。

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