2024 富士S(GⅡ)傾向と対策

重賞予想

もともとはジャパンカップの創設と同時に国際招待競走として始まりました。
その後、短距離へシフトし、2000年からこの時期のマイル戦として定着しています。
マイルCSのステップはもとより、後のGIにも繋がる一戦です。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅GⅡ昇格の20年以降は人気サイドが有力。まずは安田記念組。
✅3、4歳馬が中心。6歳以上は割引。
✅マイル実績が重要。距離延長組は厳しい。

少し前は1番人気が圏外に沈んで波乱決着となることも少なくなかったですが、
GⅡに昇格してからは安定して実績上位の人気馬が好走しています。
とくに、前走安田記念組は最有力路線で、着順関係なくまずは注目です。
エアロロノア、セリフォス、ソウルラッシュ、レッドモンレーヴの4頭は要吟味ですね。

地力勝負のマイル戦なので、単純に若い馬が強いです。
3歳、4歳が中心で、6歳以上は過去10年でも17イスラボニータが2着に来ただけで割引材料です。
3歳:ゴンバデカーブース、ロジリオン
 4歳:クルゼイロドスル、ジェイパームス、バルサムノート、ミシシッピテソーロ
6歳以上のエアロロノア、ソウルラッシュ、タイムトゥヘヴン、バスラットレオン、
 メイショウシンタケには厳しい傾向です。

単純にマイル実績がない馬も割引です。
マイルで連対ない馬は00年以降【0.0.1.35】
コムストックロード、ジェイパームスには大きく不利な材料です。
また、今回距離延長になる馬は過去10年で一度も馬券に絡んでません。
コムストックロード、バルサムノート、ミシシッピテソーロは厳しいでしょうか。

最重要レースの安田記念を見ておきましょう。

本命◎セリフォス
一昨年の勝ち馬は今年はここから始動です。
地力は間違いなくGI級ですし、まだまだ衰えはありません。
末脚を活かす競馬で直線の豪快な差し切り勝ちに期待です。

穴馬○ロジリオン
NHKマイルではGⅠ馬2頭に次ぐ3着でした。
その後はオープン、GⅢで4着止まりですが、着順ほど悪く内容です。
東京マイルはベストに近い条件で、上位争いできる下地はあるとみます。

馬券作戦は本命穴馬フォーメーション
◎セリフォス
○ロジリオン
▲ゴンバデカーブース
△レッドモンレーヴ
△ソウルラッシュ
△クルセイロドスル

ジュンブロッサムが極上の末脚で初重賞制覇!!
重賞実績では劣っていましたが、ここ数戦の上がりは毎度1,2を争う脚を使っていました。
休み休みであまりレースも使えなかったですが、いつの間にか本格化していたということですね。
コース適正も結果的にピッタリでしたし、ちょっと甘くみてました・・・
展開の影響は受けそうですが、今後の重賞戦線で十分戦えそうです。
安田記念組からはソウルラッシュでした。
傾向的にはやや割引でしたが、そこはGI実績馬の地力がうえでした。
セリフォスはやや手間取るところがあってやや運がなかったですね。
ロジリオンも重賞で通用するところは見せたと思います。

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