レースの概要
関東圏の阪神JF前哨戦として2012年に創設された比較的新しい重賞。
14年からGⅢに格付けとなり、暮れのGIだけでなく翌年のクラシックにも繋がるレースとなっている。
傾向と対策
まずは昨年までの5年間の結果を見ていきましょう。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1着 | チェルヴィニア | 1人気 | 1.33.6 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | サフィラ | 2人気 | 松山 弘平 | 池添 学 | |||
3着 | スティールブルー | 4人気 | 荻野 極 | 宗像 義忠 | |||
2022 | 1着 | ラヴェル | 3人気 | 1.33.8 | 良 | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 |
2着 | リバティアイランド | 1人気 | 川田 将雅 | 中内田 充正 | |||
3着 | アリスヴェリテ | 6人気 | 田辺 裕信 | 中竹 和也 | |||
2021 | 1着 | サークルオブライフ | 7人気 | 1.34.0 | 良 | M.デムーロ | 国枝 栄 |
2着 | ベルクレスタ | 2人気 | 松山 弘平 | 須貝 尚介 | |||
3着 | シゲルイワイザケ | 8人気 | 福永 祐一 | 渡辺 薫彦 | |||
2020 | 1着 | ソダシ | 1人気 | 1.34.9 | 良 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 |
2着 | ククナ | 2人気 | C.ルメール | 栗田 徹 | |||
3着 | テンハッピーローズ | 3人気 | 田辺 裕信 | 高柳 大輔 | |||
2019 | 1着 | リアアメリア | 1人気 | 1.34.3 | 良 | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
2着 | サンクテュエール | 2人気 | C.ルメール | 藤沢 和雄 | |||
3着 | ビッククインバイオ | 5人気 | 大野 拓弥 | 牧 光二 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
23 | 1着 | チェルヴィニア | 新潟・2歳未勝利 1人気1着 | 東京・2歳新馬 1人気2着 |
2着 | サフィラ | 阪神・2歳未勝利 1人気1着 | 新潟・2歳新馬 1人気3着 | |
3着 | スティールブルー | 新潟・2歳新馬 3人気1着 | ||
22 | 1着 | ラヴェル | 小倉・2歳新馬 1人気1着 | |
2着 | リバティアイランド | 新潟・2歳新馬 1人気1着 | ||
3着 | アリスヴェリテ | 野路菊S(OP)5人気2着 | 小倉・2歳新馬 1人気1着 | |
21 | 1着 | サークルオブライフ | 中山・2歳未勝利 3人気1着 | 新潟・2歳新馬 4人気3着 |
2着 | ベルクレスタ | 新潟・2歳未勝利 1人気1着 | 中京・2歳新馬 2人気2着 | |
3着 | シゲルイワイザケ | サフラン賞(1勝クラス)4人気3着 | 小倉・2歳新馬 1人気1着 | |
20 | 1着 | ソダシ | 札幌2歳S(GⅢ)2人気1着 | 函館・2歳新馬 3人気1着 |
2着 | ククナ | 札幌・2歳未勝利 1人気1着 | 札幌・2歳新馬 2人気3着 | |
3着 | テンハッピーローズ | サフラン賞(1勝クラス)3人気2着 | 小倉・2歳新馬 7人気1着 | |
19 | 1着 | リアアメリア | 東京・2歳新馬 1人気1着 | |
2着 | サンクテュエール | 新潟・2歳新馬 1人気1着 | ||
3着 | ビッククインバイオ | サフラン賞(1勝クラス)4人気3着 | 新潟2歳S(GⅢ)8人気3着 |
まずは前走の上がりに注目したいところ。
上がり1位、2位だった馬は過去10年の勝ち馬全てに該当し、舞台設定的にも重要な要素です。
⇒カムニャック、クレオズニードル、シホリーン、ショウナンザナドゥ、ブラウンチェット、
マイエレメント、マピュース、ミストレス、ミリオンローズと9頭が該当する。
また、前走の出走距離も重要なファクターで、同距離か距離短縮がベター。
逆に言うと、距離延長組は2着までとやや割引要素です。
⇒ミリオンローズは前走1500mで不利なデータです。
予想
本命◎ブラウンチェット
今年は傾向に合致するような前走上がりの早い勝ち上がりの馬が多く、
なかなか候補が絞りにくいメンバー構成です。
レースっぷりからルメール騎乗のこの馬を本命に推します。
力比較が難しいので、ここから広めに流したいところです。
◎ブランチェット
〇シホリーン
▲ショウナンザナドゥ
△マイエレメント
△カムニャック
結果
ブラウンラチェットが先行抜け出しで快勝!
予想通りの地力の高さ、そしてレースセンスの高さを感じる馬ですね。
牝馬路線ではひとつ抜け出したというところでしょうか。
ただ、馬券的には問題は2着のミストレス抜けでした・・・
展開が向いたとは言え、前回逃げ勝っている最内枠、注意すべき存在でした。
3~5着もそこまで差はなく、いい差し脚を使っていた馬もいましたので、
基準という意味でも、この組はよく覚えておきたいですね。
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