2024 アイビスサマーダッシュ（GⅢ）傾向と対策

　レースの概要

新潟名物の直線で行われる日本で唯一の1000ｍ重賞です。
2001年に新設されて、2006年には開幕週の７月中旬に繰り上げられた。
サマースプリントの第３戦としても注目の重賞です。

　傾向と対策

近年の傾向はこちら

まずはコース形態として外枠が圧倒的に有利なのは忘れないでおきたいところです。
特に、９番を境に内か外かで複勝圏内率がかなり変わってきます。
また、斤量の関係からか牝馬が圧倒的に有利です。
今年も８頭の牝馬が登録されていますので、外枠に入った馬を中心に要吟味です。

近走の成績に注目です。
特に、ここ４走で同じ新潟1000ｍを走っていた馬は要注意です。
２回以上走っていた馬はよく馬券圏内に来ています。
⇒12頭が４走以内に新潟1000ｍを使っています。
　特に、マウンテンムスメとマイヨアポアはここ４走中３走が新潟1000ｍです。
⇒また、韋駄天Sには、チェイスザドリーム、ディヴィナシオン、ファイアダンサー、マイヨアポア
　マウンテンムスメ、メディーヴァルの６頭が出走予定です。

　参考レース

最重要の韋駄天Sは押さえておきたいところです。
重賞では、函館スプリントSから２着のウイングレイテストが出走予定です。

　予想

本命◎チェイスザドリーム
好相性の韋駄天S勝ち馬で、勢いに乗ってここに臨みます。
デビューからずっとダートを使い続けて、初芝が前走の千直でいきなりスピードを見せました。
血統的にはむしろ芝の方がよさそうで、ここは連勝で重賞制覇といきたいところです。

対抗○ディヴィナシオン
前から狙っている馬ではありますが、常に後方からいい末脚を使って追い込んできます。
前走も着順ほど負けていないですし、韋駄天Sはゴール前つまっての差のない５着でした。
外枠を活かして差し込みたいところです。

穴馬▲マイヨアポア
韋駄天Sでは６着でしたが、こだわって千直を使ってきています。
３走前の稲妻Sは馬群を割って抜け出す脚を見せていて、この舞台はあいそうです。
２キロ増を克服できればチャンスありでしょう。

馬券作戦は穴馬を含めたBOX馬連で珍味ありと見ます。
◎チェイスザドリーム
○ディヴィナシオン
▲マイヨアポア
△ファイアダンサー
△ロードベイリーフ

　結果

前走で復調のモズメイメイがここで久しぶりの重賞制覇～～
良馬場とは言え、微妙に雨も影響しましたか例年よりはややタイムがかかった直線勝負でした。
1番人気で◎のチェイスザドリームは見せ場なしで、見当違いな馬券作戦になってしまいました。

思えばモズメイメイはスタートダッシュがいい馬。
復調すればスピード勝負はお手の物だったということでしょうか。
３着のテイエムスパーダも同じタイプですよね。
そして２着のウイングレイテストは前走に続いて59キロでよく走りました。
馬場も味方したかもしれませんが、本当に短距離では侮れない存在になってきました。