レースの概要
秋競馬開幕を告げる秋華賞トライアルです。
2000年に施行され、当初は中山1800mで行われていましたが、2007年は本番と同じ2000mに。
2016年にGⅢに格付けされると秋華賞でも好走する馬が増え、23年にはGⅡに格上げされました。
傾向と対策
近年に傾向は以下の通りです。
✅春のGI以外でも前走重賞を使っていた馬に注目。
✅キャリア2戦、3戦の馬ははっきり不振。
✅母父クロフネ産駒、ノーザンファーム生産馬は見逃せない。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 性齢・斤量 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | クリスマスパレード | 牝3・55 | 5人気 | 1.56.6 | 良 | 石川 裕紀人 | 加藤 士津八 |
2着 | ミアネーロ | 牝3・55 | 3人気 | クビ | 津村 明秀 | 林 徹 | ||
3着 | ボンドガール | 牝3・55 | 1人気 | 1.1/4 | 武 豊 | 手塚 貴久 | ||
2023 | 1着 | モリアーナ | 牝3・54 | 4人気 | 1.58.0 | 稍重 | 横山 典弘 | 武藤 善則 |
2着 | ヒップホップソウル | 牝3・54 | 2人気 | 1/2 | 横山 武史 | 木村 哲也 | ||
3着 | シランケド | 牝3・54 | 9人気 | 1.1/4 | 国分 恭介 | 牧浦 充徳 | ||
2022 | 1着 | スタニングローズ | 牝3・54 | 1人気 | 1.59.9 | 良 | 坂井 瑠星 | 高野 友和 |
2着 | サウンドビバーチェ | 牝3・54 | 2人気 | クビ | 横山 武史 | 高柳 大輔 | ||
3着 | ライラック | 牝3・54 | 6人気 | クビ | 戸崎 圭太 | 相沢 郁 | ||
2021 | 1着 | ファインルージュ | 牝3・54 | 2人気 | 1.58.2 | 良 | 福永 祐一 | 岩戸 孝樹 |
2着 | スルーセブンシーズ | 牝3・54 | 4人気 | 1.3/4 | 大野 拓弥 | 尾関 知人 | ||
3着 | ミスフィガロ | 牝3・54 | 12人気 | ハナ | 津村 昭秀 | 友道 康夫 | ||
2020 | 1着 | マルターズディオサ | 牝3・54 | 5人気 | 2.02.1 | 稍重 | 田辺 裕信 | 手塚 貴久 |
2着 | パラスアテナ | 牝3・54 | 10人気 | 1.1/4 | 武 豊 | 高柳 瑞樹 | ||
3着 | シーズンズギフト | 牝3・54 | 3人気 | クビ | C.ルメール | 黒岩 陽一 | ||
2019 | 1着 | パッシングスルー | 牝3・54 | 2人気 | 1.58.3 | 良 | 戸崎 圭太 | 黒岩 陽一 |
2着 | フェアリーポルカ | 牝3・54 | 6人気 | ハナ | 三浦 皇成 | 西村 真幸 | ||
3着 | カレンブーケドール | 牝3・54 | 1人気 | 1/2 | 津村 明秀 | 国枝 栄 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
24 | 1着 | クリスマスパレード | 関東オークス(JpnⅡ)2人気9着 | フローラS(GⅡ)3人気4着 |
2着 | ミアネーロ | オークス(GⅠ)9人気14着 | フラワーC(GⅢ)2人気1着 | |
3着 | ボンドガール | クイーンS(GⅢ)2人気2着 | NHKマイルC(GⅠ)3人気17着 | |
23 | 1着 | モリアーナ | NHKマイルC(GⅠ)5人気6着 | ニュージーランドT(GⅡ)3人気4着 |
2着 | ヒップホップソウル | オークス(GⅠ)14人気6着 | フラワーC(GⅢ)8人気2着 | |
3着 | シランケド | 小倉・3歳上1勝クラス 6人気3着 | 中京・3歳未勝利 12人気1着 | |
22 | 1着 | スタニングローズ | オークス(GⅠ)10人気2着 | フラワーC(GⅢ)2人気1着 |
2着 | サウンドビバーチェ | オークス(GⅠ)除外 | チューリップ賞(GⅡ)8人気4着 | |
3着 | ライラック | オークス(GⅠ)12人気11着 | 桜花賞(GⅠ)10人気16着 | |
21 | 1着 | ファインルージュ | オークス(GⅠ)4人気11着 | 桜花賞(GⅠ)8人気3着 |
2着 | スルーセブンシーズ | オークス(GⅠ)9人気9着 | ミモザ賞(1勝クラス)1人気1着 | |
3着 | ミスフィガロ | 新潟・3歳上1勝クラス 3人気1着 | 中京・3歳未勝利 1人気1着 | |
20 | 1着 | マルターズディオサ | オークス(GⅠ)12人気10着 | 桜花賞(GⅠ) 5人気8着 |
2着 | パラスアテナ | ラジオNIKKEI賞(GⅢ)1人気4着 | カーネーションC(1勝クラス)2人気1着 | |
3着 | シーズンズギフト | ニュージーランドT(GⅡ)5人気2着 | フラワーC(GⅢ)1人気3着 | |
19 | 1着 | パッシングスルー | 福島・3歳上1勝クラス 1人気1着 | フローラS(GⅡ)6人気4着 |
2着 | フェアリーポルカ | オークス(GⅠ)11人気16着 | フローラS(GⅡ)4人気5着 | |
3着 | カレンブーケドール | オークス(GⅠ)12人気2着 | スイートピーS(L)2人気1着 |
GⅢになってから春のクラシック使っていた馬の好走がますます顕著になってきました。
そこでの着順は不当で、凡走馬でもまずはここから狙いを絞っていきたいところです。
⇒リンクスティップ、ケリフレッドアスク、サタデーサンライズ、サヴォンリンナの4頭が該当です。
春のクラシック組はもちろん注目ですが、それ以外でも単純に前走も重賞を使っていた馬に注目です。
⇒オークス以外の重賞経由の出走馬はいません。
キャリアははっきり重要です。
去年こそ3着にシランケドが入りましたが、
重賞になって以降キャリア2戦は【0.0.0.4】キャリア3戦は【0.0.1.10】です。
⇒ドマーネ、ジョスランがキャリア3戦で減点材料です。
最後に血統、生産牧場ネタですが、
母父クロフネは馬券圏内率が5割を超えています。
⇒該当馬はいません。
また、ノーザンファーム生産馬はどのレースでも最有力ですが、
前哨戦の位置づけが強まったのでより重要要素です。
⇒セイキュート、ジョスラン、ダノンフェアレディ、キューティリップ、テリオスララが該当します。
参考レース
オークスは見ておきましょう。
注目馬
本命◎リンクスティップ
今年はクラシック路線組の実績馬の出走が少なく、重賞実績があるのはこの馬だけ。
桜花賞3着、オークス5着の地力は抜けているので、怖いのは出遅れのみです。
◎リンクすティップ
○エストゥペンダ
▲ロートホルン
△ダノンフェアレディ
△サヴォンリンナ
△ケリフレッドアスク
△サタデーサンライズ
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