エリザベス女王杯に続いて、今週も京都競馬場でGIが行われます。
先週の予想は大きく外してしまいましたが、気を取り直して分析に励みます。
まずは傾向と消去法データから見ていきましょう。
《マイルCS GI》
✅3歳、4歳馬が中心に活躍する
⇒特に、最近は3歳馬の活躍が目立ちます。
今年はエエヤン、エルトンバローズが出走。
✅外国人騎手が活躍
⇒短期免許来日中の外人ジョッキーは要注意です。
今年はモレイラ(ソウルラッシュ)ナミュール(ムーア)が出走
続いて、消去法データをいくつか紹介します。
<近走>
✅前走、オープン特別で3着以下は【0.0.1.16】(3着は93年ドージマムテキ)(91年~)
⇒今年はビーアストニッシドが該当します。
✅前3戦2桁着順が2回以上の馬は【0.0.2.53】(3着は96年エイシンワシントン)(91年~)
⇒今年はダノンスコーピオンが該当します。
✅前走ローカル戦に出走してきた馬は【0.0.1.8】(3着は16年ネオリアリズム)(94年~)
⇒今年はセルバーグ、ダノンスコーピオンが該当します
<実績>
✅マイルCS3着以内の実績がある馬以外で連対率.333未満は【0.0.0.89】(91年~)
⇒今年はバスラットレオン、ビーアストニッシドが該当します。
今年の出走メンバーのなかで、近年マイルGIで上位争いしているのは以下の通りです。
2022 安田記念
1着 ソングライン
2着 シュネルマイスター
3着 サリオス
4着 セリフォス
5着 ファインルージュ
2022 マイルCS
1着 セリフォス
2着 ダノンザキッド
3着 ソダシ
4着 ソウルラッシュ
5着 シュネルマイスター
2023 安田記念
1着 ソングライン
2着 セリフォス
3着 シュネルマイスター
4着 ガイアフォース
5着 ジャックドール
シュネルマイスターとセリフォスは毎回上位争いをしており、明らかに地力上位です。
シュネルは前走かなり不利があっての僅差3着、セリフォスも休み明けですがここに照準を合わせた臨戦過程で、2頭とも人気ではありますが勝ち負け候補はまず避けられないでしょう。
この2頭に割って入れる馬がいるかどうかが次に注目したいところです。
参考レースはこちら
<予想>
GIでは一歩足りない感もありますが、ソウルラッシュの激走に期待したいです。
去年のマイルCSは差のない4着。
同舞台のマイラーズCも3着で、地力的には上記2頭の次点に続くと見ていいでしょう。
最内枠を引いて、鞍上にモレイラを迎えることができたのは大きな好材料です。
前目につけて、有力馬の差し脚を封じられれば勝機はあると見ます。
相手は地力上位2頭。もう1頭食い込む可能性があるとすれば、まだまだ伸びしろがありそうなエルトンバローズ。
富士S組も強力ですが、もうワンランク上積みがほしいところです。
人気どころの狙いなので、絞って勝負です。
◎ソウルラッシュ
○シュネルマイスター
▲セリフォス
★エルトンバローズ
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