ドバイシーマクラシック(GⅠ)芝2410m
このレースは98年より行われていて、2002年にGI昇格。
ドバイワールドCに次ぐ高額賞金となり、
クラシックディスタンスの最高峰のレースとして世界のトップホースが活躍してきました。
日本馬からは、ステイゴールドを筆頭に、ハーツクライ、ジェンティルドンナ等
超GI級が過去に優勝しています。
傾向を探るべく、過去5年の優勝馬を見てみましょう。
1着馬 | タイム | 騎手 | 調教師 | |||
2023 | イクイノックス | 日本 | 2.25.65 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2022 | シャフリヤール | 日本 | 2.26.68 | 良 | C.デムーロ | 藤原 英昭 |
2021 | ミシュリフ | イギリス | 2.26.65 | 良 | D.イーガン | J.ゴスデン |
2020 | 開催なし | |||||
2019 | オールドペルシアン | UAE | 2.27.17 | 良 | W.ビュイック | C.アップルビー |
ここ2年は日本馬が連勝。
特に去年のイクイノックスは圧巻の強さを見せたのが記憶に新しいです。
続いて、3着まで広げて前走と合わせてみていきましょう。
23 | 1着 | イクイノックス | 日本 | 有馬記念(GⅠ)1着 |
2着 | ウエストオーバー | イギリス | 凱旋門賞(GⅠ)6着 | |
3着 | ザグレイ | フランス | ドバイミレニアムS(GⅢ)2着 | |
22 | 1着 | シャフリヤール | 日本 | ジャパンC(GⅠ)3着 |
2着 | ユビアー | UAE | BCターフ(GⅠ)1着 | |
3着 | オーソリティ | 日本 | ネオムターフC(GⅢ)1着 | |
21 | 1着 | ミシュリフ | イギリス | サウジC(GⅠ)1着 |
2着 | クロノジェネシス | 日本 | 有馬記念(GⅠ)1着 | |
3着 | ラヴズオンリーユー | 日本 | 京都記念(GⅡ)1着 | |
20 | 開催なし | |||
19 | 1着 | オールドペルシアン | アメリカ | ドバイシティオブゴー(GⅡ)1着 |
2着 | シュヴァルグラン | 日本 | 有馬記念(GⅠ)3着 | |
3着 | スワーヴリチャード | 日本 | 中山記念(GⅡ)4着 |
日本馬はGI常連組レベルであれば、十分上位争いに加われる傾向です。
外国勢では、凱旋門やBCターフなどトップレースに出走するメンバーが中心になるでしょう。
今年は日本馬だけでもわくわくする出走メンバー。
去年の牝馬3冠馬リバティアイランドに、古馬GIで互角に戦ってきて2冠牝馬スターズオンアース。
一昨年の勝ち馬シャフリヤールと、
最強馬イクイノックスが去った後の日本馬頂上対決の様相です。
ここに、引退を撤回したのディープ産駒オーギュストロダンも登場。
BCターフでは、鮮やかなコーナーリングもありシャフリヤールを破りました。
また、一昨年BCターフ含むGI3連勝を飾ったレベルスロマンス等も出走で、
例年以上に海外勢の層も厚そうです。
ワールドクラスのハイレベルな戦いに注目したいですね。
<予想>
国内外ともに一線級のメンバーが揃いましたが、
日本のドゥラメンテ産駒牝馬2頭に注目です。
リバティアイランドはイクイノックスには敗れましたが、
国内では最強クラスの1頭で、今年初戦でもハイレベルな走りを見せてほしいところです。
スターズオンアースも十分名牝レベルの実績を積んでいる1頭。
有馬記念は大外枠の不利をこなして惜しい2着でした。
この2頭に立ちはだかるのがオーギュストロダンでしょう。
引退を撤回してどんな走りを見せるか、楽しみです。
◎リバティアイランド
○スターズオンアース
▲オーギュストロダン
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