2023 凱旋門賞の展望

海外

いよいよ今週末は凱旋門賞ですね!
10月1日の日本時間23時05分発送です。
今年は日本からは宝塚記念2着のスルーセブンシーズが出走します。
GI勝ちこそないものの、今年になってメキメキ力をつけてきて、あっという間にGⅠで好走するようになりました。
ロンシャンの馬場は日本での実績よりは馬場適正が大事だと思われます。
スルーセブンシーズは今まで凱旋門に挑戦してきた日本馬とは少し毛色が違いますが、中山や重い阪神の馬場で好走している点で、今回の挑戦は非常に楽しみです。
「七つの海を越えて」という名前の由来も、いかにも海外挑戦の今回に似つかわしいです。

さて、そんな凱旋門賞ですが、例年に習って今年も日本でも馬券が買えます。
スルーセブンシーズにも頑張ってほしいですが、馬券を買うなら海外馬も知っておきたいところ。
レース分析派としては、過去のレースをチェックしたくなってしまうので、
いくつか主要なレースをここでまとめてみます。

まずは、前評判で最も人気を集めているイギリスのフクム
前走はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝っています。
このレースからは2着ウエストオーバー、4着ルクセンブルク、7着エミリーアップジョンが出走予定です。

ここで4着のルクセンブルクは、次走で愛チャンピオンSに出走。
日本でもお馴染みのオーギュストロダンの2着でゴールしています。

続いては地元フランスのザグレイ
前走はバーデン大賞を勝利しています。
ザグレイは、3走前はドバイシーマクラシックに出走して、日本のイクイノックスの3着。
その後に出走したサンクルー大賞では、キングジョージ2着のウエストオーバーに敗れています。

斤量面で有利になる3歳勢からはフランスダービーを制したエースインパクト
この馬は、GⅡのギョームドルナノ賞を勝って出走予定です。

最後は、3歳牝馬2頭。愛オークスを勝ったセーブザラストダンス
ヨークシャーオークスヴェルメイユ賞と連勝しているウォームハート
2頭ともオブライエン厩舎でセーブザラストダンスが上位評価もヨークシャーオークスでは僚馬に足元をすくわれていました。

今年は「レベルが高くない」と言われているようですが、
なかなか粒揃いで馬券的には面白いと思われます。
ここにスルーセブンシーズがどう戦っていくか。

色んな意味で注目の一戦で、週末が楽しみです!!

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