2024 プロキオンS(GⅢ)傾向と対策

重賞予想

96年に新設されてから、開催時期やコースもコロコロ変わってきたダート重賞。
2000年に夏開催に、2012年から中京1400mのレースとして定着しましたが、
開催日程の関係で、今年は小倉1700mでの開催となる。
最近では、21、22年も小倉1700mで行われた。

小倉での開催は過去10年でも2回のみ。今年は傾向を読むのが難しいかもしれません。

中京開催時は、前走がJRA重賞だった馬はなんと過去10年で馬券圏内なし。
地方重賞やオープン以下からの組がこぞって好走していました。
ただ、小倉開催の2年に関して言えば、これは当てはまりません。

小倉開催の2年はいずれも馬連万馬券で一筋縄でいかなそうです。
コース形態上、基本的には先行馬が有利です。
また、小倉開催時はサンデー系が連対なし、という点は押さえておきたいところです。
ウェルカムニュース、バスラットレオン、ハピ、ブラックアーメット、マリオロード、
 ヤマニンウルス、レガーメペスカの人気馬含めた7頭が該当します。

最近行われた中央ダートの中距離重賞、アンタレスS、平安Sを見ておきましょう。

◎スレイマン
4戦4勝のヤマニンウルスが注目を集めそうですが、
休み明けでいきなり重賞、というハードルを一気に超えられるかが問題です。
もちろん、あっさり快勝もあり得そうですが、
紛れがありそうなレースでコース実績のあるスレイマンから勝負します。
前走は凡走してしまいましたが、それ以外の近走は強敵相手に地力があるところを見せています。
先行力もあり、コース相性も高そうです。

○ラインオブソウル
相手筆頭には穴っぽいところで大外のこの馬。
小倉はデビュー勝ちしただけですが、小回り向きの差し脚があります。
前走は54キロでしたが、目を張る末脚で、外目をスムーズにまわって再度一発を期待します。

▲ハピ
この馬も地力上位の1頭。中距離ダート重賞では常連になりつつあります。
展開不当で上位に顔を出せますので、ここも安定株でしょう。

△ヤマニンウルス
△グロリアムンディ
注目のヤマニンウルスは未知数ですが、押さえまでにして様子をみたいところです。
近走不振ですが、グロリアムンディも実績はここでは最上位の1頭。
復調してきていてもおかしくはありません。

ヤマニンウルスが余裕の勝利であっさり重賞制覇~~!!
下馬評通りの強さで、ここは通過点かのような完勝でしたね。
はっきり地力が上ということが名実ともに証明されました。
これでデビューから無傷の5連勝で、この後はどこまで突き進んでいきますか。
先が楽しみな一戦になりましたね。

期待したスレイマンも2着確保でこの馬の地力は出せたと思います。
傾向的には全く当てがはずれましたが、来年また開催条件が変わるはずです。

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