レースの概要
金杯・東として創設されましたが、施行条件が何度か変更された後
96年より中山金杯という名称でJRAの新年を飾るハンデ重賞として定着しました。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | 年齢・ハンデ | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | リカンカブール | 5人気 | 牡5・56 | 1.58.9 | 良 | 津村 明英 | 田中 克典 |
2着 | ククナ | 8人気 | 牝6・54 | 戸崎 圭太 | 栗田 徹 | |||
3着 | マイネルクリソーラ | 6人気 | 牡5・55 | M.デムーロ | 中野 栄治 | |||
2023 | 1着 | ラーグルフ | 1人気 | 牡4・56 | 2.00.2 | 良 | 戸崎 圭太 | 宗像 義忠 |
2着 | クリノプレミアム | 7人気 | 牝6・55 | M.デムーロ | 伊藤 尚介 | |||
3着 | フェーングロッテン | 2人気 | 牡4・56 | 松若 風馬 | 宮本 博 | |||
2022 | 1着 | レッドガラン | 4人気 | 牡7・56 | 2.00.1 | 良 | 斎藤 新 | 安田 隆行 |
2着 | スカーフェイス | 7人気 | 牡6・54 | 石橋 脩 | 橋田 満 | |||
3着 | ヒートオンビート | 1人気 | 牡5・56 | 横山 武史 | 友道 康夫 | |||
2021 | 1着 | ヒシイグアス | 1人気 | 牡5・54 | 2.00.9 | 良 | 松山 弘平 | 堀 宣行 |
2着 | ココロノトウダイ | 5人気 | 牡4・53 | 丸山 元気 | 手塚 貴久 | |||
3着 | ウインイクシード | 11人気 | 牡7・56 | 戸崎 圭太 | 鈴木 伸尋 | |||
2020 | 1着 | トリオンフ | 2人気 | 騙6・58 | 1.59.5 | 良 | M.デムーロ | 須貝 尚介 |
2着 | ウインイクシード | 6人気 | 牡6・56 | 松岡 正海 | 鈴木 伸尋 | |||
3着 | テリトーリアル | 11人気 | 牡6・56 | 藤岡 康太 | 西浦 勝一 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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24 | 1着 | リカンカブール | チャレンジC(GⅢ)7人気7着 | 西宮S(3勝クラス)4人気1着 |
2着 | ククナ | エリザベス女王杯(GⅠ)14人気10着 | 小倉記念(GⅢ)4人気6着 | |
3着 | マイネルクリソーラ | アンドロメダS(L)3人気2着 | オクトーバーS(L)5人気6着 | |
23 | 1着 | ラーグルフ | 甲斐路S(3勝クラス)1人気1着 | セントライト記念(GⅡ)6人気5着 |
2着 | クリノプレミアム | エリザベス女王杯(GⅠ)17人気11着 | 府中牝馬S(GⅡ)10人気8着 | |
3着 | フェーングロッテン | 菊花賞(GⅠ)11人気15着 | 新潟記念(GⅢ)3人気3着 | |
22 | 1着 | レッドガラン | リゲルS(L)2人気3着 | カシオペアS(L)5人気4着 |
2着 | スカーフェイス | チャレンジC(GⅢ)8人気5着 | 岸和田S(3勝クラス)9人気1着 | |
3着 | ヒートオンビート | チャレンジC(GⅢ)4人気2着 | 京都大賞典(GⅡ)2人気8着 | |
21 | 1着 | ヒシイグアス | ウェルカムS(3勝クラス)5人気1着 | 石和特別(2勝クラス)1人気1着 |
2着 | ココロノトウダイ | フルーツラインC(3勝クラス)1人気1着 | セントライト記念(GⅡ)8人気6着 | |
3着 | ウインイクシード | ディセンバーS(L)3人気5着 | 福島記念(GⅢ)7人気5着 | |
20 | 1着 | トリオンフ | チャレンジC(GⅢ)8人気2着 | 小倉記念(GⅢ)1人気1着 |
2着 | ウインイクシード | ディセンバーS(L)2人気2着 | 福島記念(GⅢ)12人気4着 | |
3着 | テリトーリアル | チャレンジC(GⅢ)9人気12着 | カシオペアS(L)3人気1着 |
恒例の年明け最初のハンデ戦です。
ハンデ戦ですが、重ハンデ馬もマイナス要素にはなりません。
58.5キロ以上はむしろ地力の高さの証明で、十分好走可能です。
⇒ホウオウビスケッツが59.5、カラテが59キロの予定です。
アルナシーム、パラレルビジョン、リカンカブールも58キロで、評価されてる実績馬は侮れません。
また、54キロ以下の軽ハンデ馬も穴を開けやすいので注意です。
⇒カレンシュトラウス、セイウンプラチナが該当します。
ただし、前走から2キロ以上の斤量増は重賞勝ち馬以外は連対したことがありません。
⇒該当馬の出走はありません。
年末からの連続開催ではありますが、逃げ残りも少なくないレースで、常に警戒が必要です。
⇒先行力があるクリスマスパレード、ホウオウビスケッツあたりは要注意です。
血統ネタですが、ステイゴールド系は好走率が高いので要注目です。
⇒ゴールドシップ産駒のマイネルモーントが該当します。
おまけで、ジンクスめいた要素ですが4歳、6歳が好走率が高い傾向にあります。
7歳以上は、中山勝ちや近走でのオープン3着以内などの実績がない厳しいです。
⇒7歳以上のカレンシュトラウス、アドマイヤビルゴには厳しい傾向です。
参考レース
GI天皇賞・秋、エリザベス女王杯で好走したホウオウビスケッツ、シンリョクカと、
去年の中山金杯を見ておきましょう。
予想
本命◎クリスマスパレード
明け4歳ですが、同舞台で重賞勝ち含む3勝と実績は十分です。
先行力もあり、55キロなら牡馬換算でも57キロで勝機はありそうです。
穴馬★マイネルモーント
実績という点では物足りませんが、
ゴールドシップ産駒、中山実績ありの55キロで傾向的にはバッチリです。
紛れて3着なら十分狙えます。
◎クリスマスパレード
○アルナシーム
▲シンリョクカ
★マイネルモーント
△ホウホウビスケッツ
△ボーンディスウェイ
結果
アルナシームが58キロで重賞2勝目です!
GIである程度揉まれた経験がやはり活きたでしょうか。
穴に推したマイネルモーントが2着に突っ込んできて傾向通りの結果でした。
本命のクリスマスパレードも逃げて惜しい4着でした。
実績的には抜けていたホウオウビスケッがツはやはり59.5と乗り替わりが痛かった印象です。
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