レースの概要
ザ・中距離王者の決定戦。
近年は特に3歳馬でも中距離試行の馬はここに照準を合わせる傾向もあり、
文字通り、3歳以上の国内中距離チャンピオン決定戦の様相でもあります。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1着 | イクイノックス | 1人気 | 1.55.2 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | ジャスティンパレス | 6人気 | 横山 武史 | 杉山 晴紀 | |||
3着 | プログノーシス | 3人気 | 川田 将雅 | 中内田 充正 | |||
2022 | 1着 | イクイノックス | 1人気 | 1.57.5 | 良 | C.ルメール | 木村 哲也 |
2着 | パンサラッサ | 7人気 | 吉田 豊 | 矢作 芳人 | |||
3着 | ダノンベルーガ | 4人気 | 川田 将雅 | 堀 宣行 | |||
2021 | 1着 | エフフォーリア | 3人気 | 1.57.9 | 良 | 横山 武史 | 鹿戸 雄一 |
2着 | コントレイル | 1人気 | 福永 祐一 | 矢作 芳人 | |||
3着 | グランアレグリア | 2人気 | C.ルメール | 藤沢 和雄 | |||
2020 | 1着 | アーモンドアイ | 1人気 | 1.57.8 | 良 | C.ルメール | 国枝 栄 |
2着 | フィエールマン | 5人気 | 福永 祐一 | 手塚 貴久 | |||
3着 | クロノジェネシス | 2人気 | 北村 友一 | 斉藤 崇史 | |||
2019 | 1着 | アーモンドアイ | 1人気 | 1.56.2 | 良 | C.ルメール | 国枝 栄 |
2着 | ダノンプレミアム | 3人気 | 川田 将雅 | 中内田 充正 | |||
3着 | アエロリット | 6人気 | 戸崎 圭太 | 菊沢 隆徳 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
---|---|---|---|---|
23 | 1着 | イクイノックス | 宝塚記念(GⅠ)1人気1着 | ドバイシーマクラシック(GⅠ)1着 |
2着 | ジャスティンパレス | 宝塚記念(GⅠ)2人気3着 | 天皇賞・春(GⅠ)2人気1着 | |
3着 | プログノーシス | 札幌記念(GⅡ)2人気1着 | クイーンエリザベス2世C(GⅠ)2着 | |
22 | 1着 | イクイノックス | 日本ダービー(GⅠ)2人気2着 | 皐月賞(GⅠ)3人気2着 |
2着 | パンサラッサ | 札幌記念(GⅡ)2人気2着 | 宝塚記念(GⅠ)6人気8着 | |
3着 | ダノンベルーガ | 日本ダービー(GⅠ)1人気4着 | 皐月賞(GⅠ)2人気4着 | |
21 | 1着 | エフフォーリア | 日本ダービー(GⅠ)1人気2着 | 皐月賞(GⅠ)2人気1着 |
2着 | コントレイル | 大阪杯(GⅠ)1人気3着 | ジャパンカップ(GⅠ)2人気2着 | |
3着 | グランアレグリア | 安田記念(GⅠ)1人気2着 | ヴィクトリアマイル(GⅠ) 1人気1着 | |
20 | 1着 | アーモンドアイ | 安田記念(GⅠ)1人気2着 | ヴィクトリアマイル(GⅠ) 1人気1着 |
2着 | フィエールマン | 天皇賞・春(GⅠ)1人気1着 | 有馬記念(GⅠ)6人気4着 | |
3着 | クロノジェネシス | 宝塚記念(GⅠ)2人気1着 | 大阪杯(GⅠ)4人気2着 | |
19 | 1着 | アーモンドアイ | 安田記念(GⅠ)1人気3着 | ドバイターフ(GⅠ)1着 |
2着 | ダノンプレミアム | 安田記念(GⅠ)2人気16着 | マイラーズC(GⅡ)1人気1着 | |
3着 | アエロリット | 毎日王冠(GⅡ)2人気2着 | 安田記念(GⅠ)3人気2着 |
府中の2000mは最も地力の差が出る舞台のひとつです。
超王道GIなので、近年は実績不足の馬は連対圏は厳しいです。
ひとつの目安として前走GI出走、GⅡでの上位着順が求められます。
⇒キングズパレスは「格」という面で厳しくなりそうです。
直線が長いコースなので最後は決め手が勝負を左右します。
単純に前走最速だった馬は好成績で押さえておきたいところです。
⇒ソールオリエンス、ニシノレヴナントは注目です。
最後に年齢ネタになります。
基本的には若い馬が中心で、6歳以上は近年は見せ場なしです。
過去10年では馬券圏内なし。
⇒ステラヴェローチェ、ノースブリッジが該当します。
前走1人気or1着でない6歳以上は88年以降【0.0.1.105】です。
⇒サトノエルドール、ステラヴェローチェが該当します。
また、前走1着以外の7歳以上は91年以降【0.0.0.58】です。
⇒該当馬なし
参考レース
上位馬が出走してくる宝塚記念はもちろん、オールカマー、ドバイ以来の馬も大注目です。
予想
本命◎リバティアイランド
去年の牝馬3冠馬がドバイ以来の出走です。
去年は3冠馬のあとにJCに出走してイクイノックスの2着。
単純に地力、実績を考えれば最有力馬と見ています。
問題はドバイ以来の休み明けという点だけです。
舞台はベスト、乗り換えられると信じます。
ドウデュースとの一騎打ちと見ますが、先行馬の残り目に警戒したいですね。
◎リバティアイランド
○ドウデュース
▲ホウオウビスケッツ
△べラジオオペラ
△ノースブリッジ
結果
ドウデュースが4年連続のGI制覇!!
淡々とした流れのなかを最後方近くから豪快に差し切るのは圧巻の強さでした。
去年の有馬記念も強かったですが、スムーズならやはり地力は相当高いですね。お見事でした。
対して、リバティアイランドは直線入り口で突き抜けるかと思ったんですが・・・
その後失速。今年はこの馬らしさを見れていません。
牝馬は一度調子を落とすと・・・と言われますが、復調なるかどうか気になるところです。
展開利を味方につけたホウオウビスケッツは逃げ粘りましたが、
まさかここでタスティエーラが好走するとは、、、こちらは意外でした。
馬券的にはともかく、地力勝負のレースで見応えがありました!
ドゥデュースは残り2戦も実力を発揮できれば好勝負です。
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