2025 ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)傾向と対策

中央競馬重賞

イギリスのダービー卿からトロフィーを寄贈されたことを記念して創設された歴史ある重賞。
以前は秋の東京1800mで3歳以上戦として行われていましたが、96年からマイル戦に。
2002年からハンデ戦となり、これから飛躍する馬にもチャンスの一戦となっています。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅圧倒的に外枠が不利。6~8枠はGI好走できるような馬がようやく2着に好走できる
✅4~5歳馬が中心(特に関東馬)
✅近年は前走もマイル走っている馬が順当に走る

ハンデ戦ということもあり、ややぼんやりとした傾向になっています。
ハンデの軽重での傾向はあまりなく、
重賞実績も割りと不問なので、うまく傾向に沿った馬を捕まえることができるかが鍵になりそうです。

基本的には若い馬(4、5歳馬)の好走率が高く、関東馬が強いです。
⇒4歳馬はエコロブルーム、キープカルム、トロヴァトーレ、ノーブルロジャー、ロジリオン
 5歳馬はアサカラキング、コントラポスト、ゴートゥファースト、シャンパンカラー

また、前走もマイルを使っていた馬の好走率が高いです。
特に、ニューイヤーS、東京新聞杯、東風S組は要注目です。
ニューイヤーS勝ちのトロヴァトーレ、東風Sからはキープカルム、タシット、東京新聞杯からはゴートゥファスト、シャンパンカラー、ゾンニッヒが出走予定です。
エコロブルーム、コントラポスト、ノーブルロジャー、ロジリオンが前走マイルを走っていました。

中山マイル特有ですが、外枠が圧倒的に不利です。
6枠より外はGⅠで好走できる地力がある馬でないとなかなか厳しいです。
⇒外枠に入った馬ではロジリオン、シャンパンカラーがGⅠ好走レベルの地力があるくらいでしょうか。

年明けのマイル重賞、京都金杯東京新聞杯を見ておきましょう。

本命◎トロヴァトーレ
臨戦は王道のニューイヤーS完勝。
中山4勝に内枠、モレイラ騎手となれば好走の条件が揃ったようなものです。
斤量1.5キロ増が懸念材料ではありますが、メンバー的にはチャンスの一戦です。

穴馬○ノーブルロジャー
前走が凡走でしたが、直線の走りが不安定で度外視してもよさそうです。
その前まではマイル戦線で安定した走りを見せていて、3着だったニューイヤーSくらい走れれば十分圏内です。
人気ガタ落ちの今回は狙い時です。

◎トロヴァトーレ
○ノーブルロジャー
▲キープカルム
△エコロブルーム
△シャンパンカラー
△ロジリオン

1着:トロヴァトーレ  1人気
2着:コントラポスト  3人気
3着:キープカルム   6人気

前走の勢いそのままにトロヴァトーレが初重賞制覇!
傾向的にもこのレースにぴったりの臨戦過程で人気に応えての勝利でした。
インで我慢して直線もインから抜け出す手綱裁きもお見事でしたね。
3着キープカルムもトロヴァトーレの後を通る味な走りでした。
2着コントラポストは近走がイマイチでしたが、中山の実績と手頃なハンデを考えると押さえておかなければいけない1頭でしたね。
前走マイル組が上位独占で傾向通りの決着でした。

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