2024 NHKマイルC(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

1996年に当時クラシックに出走できなかった外国産馬向けに3歳GIを設立したのが始まりでした。
2001年までは全連対馬が外国産馬と、外車が猛威を振るっていましたが、
クラシックにも外国産が解放されると、単純な3歳マイル王決定戦という位置づけになってきました。
年によって出走馬レベルが異なるため荒れるときは大荒れになることも有名です。

近年の傾向を見ていきましょう。

傾向

✅皐月賞・桜花賞上位組が出走してきたら大注目馬!
✅前走掲示板以下から巻き返せるのは重賞実績馬。
✅休み明けは減点。前走からの距離短縮組に注目。
✅ダイワメジャー産駒、外国産駒が相性◎

年によってステップはまちまちだが、牡馬牝馬ともにクラシックから転戦してきたら大注目。
特に、皐月賞5着以内と桜花賞3着以内馬はまず崩れない。
(ここ10年ではグランアレグリアが膠着しただけ)
今年は、皐月賞4着のジャンタルマンタル、桜花賞2着のアスコリピチェーノが出走してきたので、
まずは中心に考えたいところです。

基本的には前走でもある程度好走していること(5着以内)が必須条件です。
前走凡走した馬は、重賞で3着以内があった馬でした(ソングライン除く)
NZTなどトライアルレースで凡走した馬の巻き返しは厳しそうです。

ローテ的な面では、休み明けで出走してきた馬は減点です。
クラシックではぶっつけ好走も主流になってきましたが、ここでは厳しく、
休み明けで勝った馬はまだいません。
2戦2勝のゴンバデカーブースはここから始動ですが、傾向的には買いにくい1頭です。
また、距離短縮してきた馬が相性よく、皐月賞以外でも毎日杯からのノーブルロジャーは注目です。

血統面では、さすがにマイル王決定戦と言ったところでしょうかダイワメジャー産駒が好相性です。
⇒今年は、アスコリピチェーノ、ボンドガールの3頭がエントリーしています。
 また、外国産はパレスマリス産駒のノーブルロジャー、ジャンタルマンタル(持込馬)に注目です。

まずは何と言っても、桜花賞と皐月賞を見ていきましょう。

桜2着のアスコリピチェーノ、皐月4着のジャンタルマンタルともに2歳GI馬で地力は上位。
例年ならどちらも主役を張っておかしくない実績をもって登場してきました。

続いては、毎日杯、ニュージーランドトロフィーアーリントンCとステップレースを3つ。
例年ならこの組から上位争いする馬が出てきます。

◎ジャンタルマンタル
皐月賞はゴール直前まで先頭の惜しい3着。
レコード決着でハイレベルのレースでしたし、距離短縮ならパフォーマンスは上がるでしょう。
地力はメンバー最上位だと思いますので、疲れさえなければ優勝候補です。

〇アスコリピチェーノ
桜花賞は惜しい2着でしたが、阪神JFに続き好タイムでの決着。
牝馬でもこのレベルの馬が出走してくれば、まず勝ち負けです。

▲ノーブルロジャー
毎日杯は離されましたが、馬場適正の差もありました。
この舞台は新馬戦で快勝していますし、上記2頭に次いで圏内争いできるはずです。

△ボンドガール
前走は2着でしたが、半年の休み明けの影響はあったはずです。
叩いた上積みもありますし、好相性のダイワメジャー産駒でこの馬も地力上位です。

ジャンタルマンタルが貫録勝ち!地力の高さを改めて示しました!
レース運びも先行抜け出しで危なげなく観賞でしたね。
2着アスコリピチェーノは直線の進路取りが拙かったですが、
立て直してなんとか2着まで持ってきたので、この馬も地力を示したと言えそうです。
GI馬2頭が順当に走って、傾向的にもバッチリはまりましたね。
2頭ともマイル前後で今後もGI戦線で活躍できそうです。
堅いけど、馬券もガッチリです。3着ロジリオンは押さえられませんでしたが・・・
ボンドガールは直線でもろに進路どりで煽りをくらい、最後は追えなかったのが残念です。

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