2024 ドバイワールドカップ 傾向と対策

海外

ドバイワールドカップ(GⅠ)ダ2000m
このレースは96年の創設当初から世界最高賞金のレースと謳われていました。
開催競馬場の変更(ナドアルシバ→メイダン)馬場の変更(ダート→オールウェザー→ダート)が
あった末、2015年より今の施行体制に落ち着いてる。

馬場適正から芝の王者も参戦することもありましたが、
今では世界のダート頂上決定戦の様相を見せています。

傾向を探るべく、過去5年の優勝馬を見てみましょう。

1着馬タイム騎手調教師
2023ウシュバテソーロ日本2.03.25川田 将雅高木 登
2022カントリーグラマーアメリカ2.04.97L.デットーリB.バファート
2021ミスティックガイドアメリカ2.01.61L.サエスM.スティッドハム
2020開催なし
2019サンダースノーUAE2.03.87C.スミヨンS.ピン・スルール

去年はウシュバテソーロがダートになった初めて日本馬の勝利をつかみました。
続いて、3着まで広げて前走とあわせた過去5年の結果をみていきましょう。

231着ウシュバテソーロ日本川崎記念(GⅠ)1着
2着アルジールスイギリスアルマクトゥームCR2(GⅡ)1着
3着エンブレムロードサウジサウジC(GⅠ)6着
221着カントリーグラマーアメリカサウジC(GⅠ)2着
2着ホットロッドチャーリーアメリカアルマクトゥームCR2(GⅡ)1着
3着チュウワウィザード日本川崎記念(GⅠ)1着
211着ミスティックガイドアメリカレイザーバックH(GⅢ)1着
2着チュウワウィザード日本サウジC(GⅠ)9着
3着マニークールフランス条件戦(仏)1着
20開催なし
191着サンダースノーUAEマクトゥームCR3(GⅠ)1着
2着グロンコウスキーUAEマクトゥームCR3(GⅠ)5着
3着ガンナヴェラアメリカペガサスワールドC(GⅠ)3着

基本的にはダート大国アメリカ馬が強い傾向にありますが、
地元UAE勢も実績がなくとも警戒が必要です。

今年のメンバーで、まず注目は去年の覇者ウシュバテソーロでしょう。
サウジCでは2着でしたが、勝ち馬セニョールバスカドールも出走してきますので、
こちらの再戦にも注目です。
日本馬では、去年UAEダービーでワンツーしたデルマソトカゲドゥラエレーデも出走。
馬場適正はありそうです。

別路線組からはカザフスタンやロシアで走ってきた異色の経歴カビールカーンに注目です。
ステップのアルマクトゥームをしっかり勝ち取り、勢いは十分です。

ウシュバテソーロはここの結果によって、獲得賞金額をどこまで伸ばすかにも注目が集まります。
VSアメリカの様相が強いですが、大一番を制覇するのはどの馬か、注目しましょう。

ウシュバテソーロの連覇に注目が集まりますが、
地元UAE所属のカビールカーンの未知の魅力に引かれます。
11戦10勝と底をみせていないなかで前哨戦を圧勝でここに出走してきました。
もちろん実績的には見劣りますが、
カリフォルニアクローム産駒で適正は間違いなく高いでしょうし、
脚質的にも前にいけそうです。
相手は日本馬でもデルマソトカゲを最上位とみます。
去年はUAEダービー馬でサウジ以上にドバイの馬場適正が高そうです。
こちらも前にいけるのが強みで、ウシュバテソーロより分があるとみてます。

◎カビールカーン
○デルマソトカゲ
▲ウシュバテソーロ
△セニョールバスカドール

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