2025 川崎記念(JpnⅠ)傾向と対策

地方重賞

1月下旬or2月上旬の中距離交流GIとして長らく施行されてきましたが、
昨年の地方競馬路線改革によって4月上旬のこの時期に開催時期の変更となりました。
もともとは、フェブラリーSやドバイの前哨戦的な位置づけでしたが、
今回の変更により、帝王賞を頂点とする中距離路線のビッグレースと言う位置づけになりそうです。

地方交流GIなので、まずは過去5年の勝ち馬と前走も含めた3着馬までの結果を見ていきましょう。

2月開催時は1番人気が圧倒的に強く、10年以上連続で1番人気は連に絡んでいました。
ところが、4月に移行した昨年は一転して中波乱の結果に。
牝馬も苦戦傾向でしたが、馬券圏内に2頭も入りました。
時期が変わったことでドバイと重なることもあり、メンバーレベルが変わってくるかもしれません。
ざっくりした傾向は以下の通りです。

傾向

✅小回りコースで先行馬が有利。差し馬も4角で先行勢につけられないと厳しい。
✅大型馬が強い。500kg以上の馬が有力で特に中央所属馬は注意。
✅基本的にはGI/JpnⅠの実績を重視。

施行時期が変わるので、前走情報はガラッと変わりそうですが、
基本的には小回りコースのGI。
最終的に4角で前につけられないと厳しそうです。
⇒昨年のワンツー、ライトウォーリア、グランブリッジは先行力があり、今年も注目です。
 また、メイショウフンジンの逃げにも要注意です。

メンバーレベルが以前と変わる可能性があるとは言え、
基本的にはGⅠ/JpnⅠレベルの実績を重視したいところです。
ライトウォーリア、グランブリッジ、ディクティオン、サンライズジパング、メイショウハリオ、キリンジ、メイショウタバルがここ1年のJpnⅠ級での好走実績があります。

ここまでの中距離重賞では、ダイオライト記念佐賀記念が要注目。
また、フェブラリーS昨年のこのレースを見ておきましょう。

本命◎メイショウハリオ
一昨年の帝王賞連覇後はやや停滞していましたが、昨秋の復帰戦から以前の走りが戻ってきました。
前走フェブラリーSは不向きなマイル戦でしたが、上がり2位の末脚で着順ほど内容は悪くありません。
スタートが遅いですが、徐々に上がっていくのに合っているコースで久々の戴冠に期待です。

◎メイショウハリオ
○グランブリッジ
▲サンライズジパング
△ライトウォーリア

1着:メイショウハリオ  3人気
2着:ディクティオン   6人気
3着:サンライズジパング 1人気

メイショウハリオが捲り合戦を制して久しぶりのJpnⅠ制覇です。
小回りコースらしく3角手前から各馬捲り気味のレースになりましたが、早めに動いても最後まで伸びきったのはさすがに地力の高さですね。
復調気配はあっただけに、ようやくここで復活という感じです。
その捲り合戦のなかで2着ディクティオンも前めにつけた矢野騎手の好プレーでした。
サンライズジパングやグランブリッジも追いすがりましたが、道中の位置取りの差が出ましたね。
来年以降も好メンバーが揃いそうなだけに、地力上位馬の出し入れがポイントになりそうです。

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