2024 札幌2歳S(GⅢ)傾向と対策

重賞予想

古くから施行されている2歳重賞ですが、1997年に1800mに距離延長され今に至ります。
早くから行われる中距離の重賞で、後のGI好走馬を多く輩出している注目レースです。

近年の傾向はこちらです。

傾向

✅前走は札幌と6月の新馬戦を押さえる。
✅枠の有利不利が顕著。7,8枠の外枠に注目。

力比較が難しい2歳戦なので、キャリアの吟味が重要です。
まず押さえておきたいのは同コースの札幌組です。
新馬戦はもちろん、オープンのコスモス賞やクローバー賞組も注目です。
ただし、クローバー賞3着以下は97年以降馬券圏内がありません。(0.0.0.3)
⇒前走札幌出走馬は、アスクシュタイン、アルマヴェローチェ、バセリーナ、ファイアンクランツ、
 マテンロウサン、ローレルオーブの6頭
バセリーナはクローバー賞3着なので傾向的には厳しそうです。

6月新馬組はここ4年連続で馬券圏内に入ってきて近年のトレンドです。
ショウナンマクベス、モンドデラモーレは要注目です。

開催最終週ということもあってか、馬場の影響で枠の有利不利が大きいです。
外枠(7・8枠)が圧倒的に有利でここ10年で連対率は50%は超えています。
逆に最内の1枠はここ20年でも不良馬場で行われた2013年に勝ち馬が出ているだけで、
他の年では連対がありません。
確定後の枠順にも注目しておきたいですね。

本命◎マテンロウサン
札幌デビュー組の1頭ですが、同日に行われたコスモス賞とコンマ1秒しか違うだけの早いタイム。
直線で後続は突き放す勝ち方がよく、連勝に期待したいところです。
外国産馬ですが、母は日本でお馴染みのミスパンテールで小回り1800は血統的にもよさそうです。

対抗○モンドデラモーレ
こちらは東京デビュー組。スローの上がり勝負でしたが、馬群を割る勝負強さも見せました。
好相性の8枠も好材料です。

▲アスクシュタイン
メンバー唯一の2勝馬で、前走のコスモス賞は圧勝でした。
前走のメンバーレベルに疑問符はつきますが、実績的には侮れない1頭です。

力比較が難しい2歳戦なので馬券作戦はBOX中心です。
◎マテンロウサン
○モンドデラモーレ
▲アスクシュタイン
△ショウナンマクベス
△ファイアンクランツ

前走函館1800mで快勝したマジックサンズが接戦を制しました!
傾向的には好走フラグは立ってませんでしたが、力強い走りで接戦に強そうですね。
2着アルマヴェローチェはここ20年で全くと言っていいほど来ていない1枠からの2着入線。

近年の傾向からは全く的外れな結果でした。
キャリア1戦馬同士ではやはり読み切れないところも出てきます。
ただ、ノーザンファームの生産馬が上位を独占しましたので、
今後を占う意味では重要レースのひとつになってくるでしょう。

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