レースの概要
1996年に当時クラシックに出走できなかった外国産馬向けに3歳GIを設立したのが始まりでした。
2001年までは全連対馬が外国産馬と猛威を振るっていましたが、クラシックにも外国産が解放されると、単純に3歳マイル王決定戦という位置づけになってきました。
年によって出走馬レベルが異なるため荒れるときは大荒れになることも有名です。
傾向と対策
近年の傾向を見ていきましょう。
✅皐月賞・桜花賞上位組が出走してきたら大注目馬!
✅それ以外は前走重賞で3着以内だった馬。
✅前走掲示板以下から巻き返せるのは重賞実績馬。
✅休み明けは減点。前走からの距離短縮組に注目。
✅ダイワメジャー産駒、外国産駒が相性◎
開催年 | 着 | 馬名 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | ジャンタルマンタル | 2人気 | 1.32.4 | 良 | 川田 将雅 | 高野 友和 |
2着 | アスコリピチェーノ | 1人気 | C.ルメール | 黒岩 陽一 | |||
3着 | ロジリオン | 10人気 | 戸崎 圭太 | 古賀 慎明 | |||
2023 | 1着 | シャンパンカラー | 9人気 | 1.33.8 | 稍重 | 内田 博幸 | 田中 剛 |
2着 | ウンブライル | 8人気 | アタマ | 横山 武史 | 木村 哲也 | ||
3着 | オオバンブルマイ | 3人気 | 1.1/4 | 武 豊 | 吉村 圭司 | ||
2022 | 1着 | ダノンスコーピオン | 4人気 | 1.32.3 | 良 | 川田 将雅 | 安田 隆行 |
2着 | マテンロウオリオン | 3人気 | クビ | 横山 典弘 | 昆 貢 | ||
3着 | カワキタレブリー | 18人気 | クビ | 菅原 明良 | 杉山 佳明 | ||
2021 | 1着 | シュネルマイスター | 2人気 | 1.31.6 | 良 | C.ルメール | 手塚 貴久 |
2着 | ソングライン | 7人気 | ハナ | 池添 謙一 | 林 徹 | ||
3着 | グレナディアガーズ | 1人気 | 2.1/2 | 川田 将雅 | 中内田 充正 | ||
2020 | 1着 | ラウダシオン | 9人気 | 1.32.5 | 良 | M.デムーロ | 斉藤 崇史 |
2着 | レシステンシア | 1人気 | 1.1/2 | C.ルメール | 松下 武士 | ||
3着 | ギルデッドミラー | 6人気 | 3/4 | 福永 祐一 | 松永 幹夫 |
開催年 | 着 | 馬名 | 前走 | 前々走 |
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2024 | 1着 | ジャンタルマンタル | 皐月賞(GⅠ)3人気3着 | 共同通信杯(GⅢ)1人気2着 |
2着 | アスコリピチェーノ | 桜花賞(GⅠ)1人気2着 | 阪神JF(GⅠ)3人気1着 | |
3着 | ロジリオン | ファルコンS(GⅢ)2人気5着 | クロッカスS(L)2人気1着 | |
2023 | 1着 | シャンパンカラー | ニュージ-ランドT(GⅡ)7人気3着 | 京成杯(GⅢ)3人気6着 |
2着 | ウンブライル | ニュージ-ランドT(GⅡ)5人気2着 | クイーンC(GⅢ)1人気6着 | |
3着 | オオバンブルマイ | アーリントンC(GⅢ)5人気1着 | 朝日杯FS(GⅠ)5人気7着 | |
2022 | 1着 | ダノンスコーピオン | アーリントンC(GⅢ)1人気1着 | 共同通信杯(GⅢ)4人気7着 |
2着 | マテンロウオリオン | ニュージ-ランドT(GⅡ)1人気2着 | シンザン記念(GⅢ)4人気1着 | |
3着 | カワキタレブリー | アーリントンC(GⅢ)12人気11着 | 白梅賞(1勝クラス)5人気1着 | |
2021 | 1着 | シュネルマイスター | 弥生賞ディープ記念(GⅡ)2人気2着 | ひいらぎ賞(1勝クラス)1人気1着 |
2着 | ソングライン | 桜花賞(GⅠ)7人気15着 | 紅梅S(L)1人気1着 | |
3着 | グレナディアガーズ | ファルコンS(GⅢ)1人気2着 | 朝日杯FS(GⅠ)7人気1着 | |
2020 | 1着 | ラウダシオン | ファルコンS(GⅢ)1人気2着 | クロッカスS(L)3人気1着 |
2着 | レシステンシア | 桜花賞(GⅠ)1人気2着 | チューリップ賞(GⅡ)1人気3着 | |
3着 | ギルデッドミラー | アーリントンC(GⅢ)4人気2着 | 阪神・3歳1勝クラス 1人気1着 |
年によってステップはまちまちだが、牡馬牝馬ともにクラシックから転戦してきたら大注目。
特に、皐月賞5着以内と桜花賞3着以内馬はまず崩れません。
(ここ10年ではグランアレグリアが膠着しただけ)
⇒今年は、皐月賞6着のジャンタルマンタル、桜花賞4着のマピュース、ヴーレヴ―が出走予定です。
傾向的には微妙なところではありますが、まずは注目です。
それ以外では、ファルコンS、ニュージーランドT、チャーチルダウンズCなどを中心に重賞3着以内からの組に注目です。
⇒ファルコンSはワンツー、NZT、チャーチルダウンズも上位3頭が揃って出走してきました。
ローテ的な面では、休み明けで出走してきた馬は減点です。
クラシックではぶっつけ好走も主流になってきましたが、ここでは厳しく、休み明けで勝った馬はまだいません。
⇒4か月休み明けのマイネルチケットは傾向的には厳しそうです。
血統面では、さすがにマイル王決定戦と言ったところでしょうかダイワメジャー産駒が好相性です。
⇒どちらも今年は該当馬が不在です。
参考レース
続いては、ファルコンS、ニュージーランドT、チャーチルダウンズCとステップレースを3つ
ファルコンSからは1着ヤンキーバローズ、2着モンドデラモーレ
ニュージーランドTからは1着イミグラントソング、2着アドマイヤズーム、3着コートアリシアン
チャーチルダウンズCからは1着ランスオブカオス、2着アルテヴェローチェ、3着ミニトランザット
がそれぞれ出走予定です。
注目馬
注目馬は後日アップします。
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