レースの概要
イギリスの競争体系を参考に5大クラシックの第一弾として1939年に創設されました。
桜花賞という名で阪神競馬場で行われるようになったのは1950年から。
牝馬三冠の初戦として、数々の名馬を送り出してきています。
傾向と対策
まずは近年の傾向と、昨年までの5年間の結果を見ていきましょう。
✅芝1600mの重賞で連対があり、複勝率100%の馬に注目。
✅芝1800m以上を3番手以内で連対している馬に注目。
✅前走芝で1秒以上負けていた馬は連対なし。
✅前走不良馬場、1番人気を除いて10着以下は馬券圏内なし。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | ステレンボッシュ | 2人気 | 1.32.2 | 良 | J.モレイラ | 国枝 栄 |
2着 | アスコリピチェーノ | 1人気 | 3/4 | 北村 宏司 | 黒岩 陽一 | ||
3着 | ライトバック | 7人気 | クビ | 坂井 瑠星 | 茶木 太樹 | ||
2023 | 1着 | リバティアイランド | 1人気 | 1.32.1 | 良 | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
2着 | コナコースト | 6人気 | 3/4 | 鮫島 克駿 | 清水 久詞 | ||
3着 | ペリファーニア | 5人気 | クビ | 横山 武史 | 鹿戸 雄一 | ||
2022 | 1着 | スターズオンアース | 7人気 | 1.32.9 | 良 | 川田 将雅 | 高柳 瑞樹 |
2着 | ウォーターナビレラ | 3人気 | ハナ | 武 豊 | 武 幸四郎 | ||
3着 | ナムラクレア | 6人気 | 1/2 | 浜中 俊 | 長谷川 浩大 | ||
2021 | 1着 | ソダシ | 2人気 | 1.31.1 | 良 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 |
2着 | サトノレイナス | 1人気 | クビ | C.ルメール | 国枝 栄 | ||
3着 | ファインルージュ | 8人気 | 1/2 | 福永 祐一 | 木村 哲也 | ||
2020 | 1着 | デアリングタクト | 2人気 | 1.36.1 | 重 | 松山 弘平 | 杉山 晴紀 |
2着 | レシステンシア | 1人気 | 1.1/2 | 武 豊 | 松下 武士 | ||
3着 | スマイルカナ | 9人気 | 1.3/4 | 柴田 大知 | 高橋 祥泰 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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24 | 1着 | ステレンボッシュ | 阪神JF(GⅠ)5人気2着 | 赤松賞(1勝クラス)1人気1着 |
2着 | アスコリピチェーノ | 阪神JF(GⅠ)3人気1着 | 新潟2歳S(GⅢ)1人気1着 | |
3着 | ライトバック | エルフィンS(L)1人気1着 | アルテミスS(GⅢ)3人気4着 | |
23 | 1着 | リバティアイランド | 阪神JF(GⅠ)1人気1着 | アルテミスS(GⅢ)1人気2着 |
2着 | コナコースト | チューリップ賞(GⅡ)6人気2着 | エルフィンS(L)4人気2着 | |
3着 | ペリファーニア | チューリップ賞(GⅡ)2人気3着 | 中山・2歳新馬 1人気1着 | |
22 | 1着 | スターズオンアース | クイーンC(GⅢ)1人気2着 | フェアリーS(GⅢ)1人気2着 |
2着 | ウォーターナビレラ | チューリップ賞(GⅡ)3人気5着 | 阪神JF(GⅠ)4人気3着 | |
3着 | ナムラクレア | フィリーズレビュー(GⅡ)1人気2着 | 阪神JF(GⅠ)6人気5着 | |
21 | 1着 | ソダシ | 阪神JF(GⅠ)1人気1着 | アルテミスS(GⅢ)1人気1着 |
2着 | サトノレイナス | 阪神JF(GⅠ)2人気2着 | サフラン賞(1勝クラス)1人気1着 | |
3着 | ファインルージュ | フェアリーS(GⅢ)3人気1着 | 東京・2歳未勝利 1人気1着 | |
20 | 1着 | デアリングタクト | エルフィンS(L)3人気1着 | 京都・2歳新馬 2人気1着 |
2着 | レシステンシア | チューリップ賞(GⅡ)1人気3着 | 阪神JF(GⅠ)4人気1着 | |
3着 | スマイルカナ | チューリップ賞(GⅡ)5人気7着 | フェアリーS(GⅢ)3人気1着 |
近年の桜花賞は人気馬・実績馬が中心の年が多く、まずは実績に注目したいところです。
芝1600m重賞で連対があって、デビュー以来4着以下がない複勝率100%の馬にまず注目です。
(過去11年で毎年連対馬を出し、うち9頭が勝利しています)
⇒アルマヴェローチェ、エリカエクスプレス、ビップデイジーの3頭が該当します。
また、1800m以上のレース経験も重要で、3番手以内から連対している馬がいれば注目です。
⇒該当するのはリンクスティップのみです。
以下は、前走に関する消去法です。
まずは、1秒以上負けていた馬はさすがに苦しいです。(89年以降で【0.0.1.63】)
⇒ブラウンラチェット、ランフォーヴァウ、ルージュラナキラには厳しいデータです。
また、10着以下からの巻き返しは厳しく、不良馬場や1番人気だった馬を除くと89年以降3着以内はありません。
⇒ブラウンラチェット、ランフォーヴァウには厳しいデータです。
参考レース
昨年の阪神JFをはじめ、一連の牝馬重賞とトライアル(フェアリーS、クイーンC、チューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネS)をしっかりみておきましょう。
きさらぎ賞から異色ローテで臨むリンクスティップも不気味な存在です。
予想
予想は後日アップします。
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