レースの概要
2006年に新設された牝馬限定のマイル戦で、国内では比較的新しいGIです。
春の牝馬頂上決定戦の様相ですが、年によって大波乱にもなるレースです。
傾向と対策
創設当初からの傾向は割りとはっきりしています。
傾向
✅東京のGI実績(3着以内)のある馬に大注目!
✅桜花賞で5着以内だった馬にも注目。
✅馬場が悪くなければ内枠先行有利。
開催年 | 着 | 勝ち馬 | 人気 | 斤量・馬齢 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
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2024 | 1着 | テンハッピーローズ | 14人気 | 55・牝6 | 1.31.8 | 良 | 津村 明秀 | 高柳 大輔 |
2着 | フィアスプライド | 4人気 | 55・牝6 | 1.1/4 | C.ルメール | 国枝 栄 | ||
3着 | マスクトディーヴァ | 1人気 | 55・牝4 | クビ | J.モレイラ | 辻野 泰之 | ||
2023 | 1着 | ソングライン | 4人気 | 55・牝5 | 1.32.2 | 良 | 戸崎 圭太 | 林 徹 |
2着 | ソダシ | 3人気 | 55・牝5 | アタマ | D.レーン | 須貝 尚介 | ||
3着 | スターズオンアース | 1人気 | 55・牝4 | 3/4 | C.ルメール | 高柳 瑞樹 | ||
2022 | 1着 | ソダシ | 4人気 | 55・牝4 | 1.32.2 | 良 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 |
2着 | ファインルージュ | 3人気 | 55・牝4 | 2 | C.ルメール | 木村 哲也 | ||
3着 | レシステンシア | 6人気 | 55・牝5 | クビ | 横山 武史 | 松下 武士 | ||
2021 | 1着 | グランアレグリア | 1人気 | 55・牝5 | 1.31.0 | 良 | C.ルメール | 藤沢 和雄 |
2着 | ランブリングアレー | 10人気 | 55・牝5 | 4 | 吉田 隼人 | 友道 康夫 | ||
3着 | マジックキャッスル | 5人気 | 55・牝4 | クビ | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 | ||
2020 | 1着 | アーモンドアイ | 1人気 | 55・牝5 | 1.30.6 | 良 | C.ルメール | 国枝 栄 |
2着 | サウンドキアラ | 4人気 | 55・牝5 | 4 | 松山 弘平 | 安達 昭夫 | ||
3着 | ノームコア | 5人気 | 55・牝5 | クビ | 横山 典弘 | 萩原 清 |
開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
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24 | 1着 | テンハッピーローズ | 阪神牝馬S(GⅡ)9人気6着 | 京都牝馬S(GⅢ)8人気7着 |
2着 | フィアスプライド | 中山牝馬S(GⅢ)1人気9着 | ターコイズS(GⅢ)1人気1着 | |
3着 | マスクトディーヴァ | 阪神牝馬S(GⅡ)1人気1着 | 東京新聞杯(GⅢ)1人気6着 | |
23 | 1着 | ソングライン | 1351ターフスプリント(GⅢ)1人気10着 | セントウルS(GⅡ)2人気5着 |
2着 | ソダシ | マイルCS(GⅠ)2人気3着 | 府中牝馬S(GⅡ)1人気2着 | |
3着 | スターズオンアース | 大阪杯(GⅠ)1人気2着 | 秋華賞(GⅠ)1人気3着 | |
22 | 1着 | ソダシ | フェブラリーS(GⅠ)4人気3着 | チャンピオンズC(GⅠ)2人気12着 |
2着 | ファインルージュ | 東京新聞杯(GⅢ)1人気2着 | 秋華賞(GⅠ)2人気2着 | |
3着 | レシステンシア | 高松宮記念(GⅠ)1人気6着 | 香港スプリント(GⅠ)2人気2着 | |
21 | 1着 | グランアレグリア | 大阪杯(GⅠ)2人気4着 | マイルCS(GⅠ)1人気1着 |
2着 | ランブリングアレー | 中山牝馬S(GⅢ)7人気1着 | 愛知杯(GⅢ)6人気2着 | |
3着 | マジックキャッスル | 阪神牝馬S(GⅡ)2人気2着 | 愛知杯(GⅢ)2人気1着 | |
20 | 1着 | アーモンドアイ | 有馬記念(GⅠ)1人気9着 | 天皇賞・秋(GⅠ)1人気1着 |
2着 | サウンドキアラ | 阪神牝馬S(GⅡ)2人気1着 | 京都牝馬S(GⅢ)1人気1着 | |
3着 | ノームコア | 高松宮記念(GⅠ)8人気15着 | 香港マイル(GⅠ)4人気4着 |
昨年のテンハッピーローズの激走で必ずしも傾向通りというわけにはいかなくなりましたが・・・
例年ですと、以下の傾向が見られます。
まずは東京でのGⅠ実績に大注目で、特に地力上位馬が揃った年は顕著です。
⇒アスコリピチェーノ、ステレンボッシュの2頭が東京GⅠでの馬券圏の実績があります。
また、桜花賞での上位馬もよく好走している傾向です。
⇒アスコリピチェーノ、スウィープフィート、ステレンボッシュ、ドゥアイズが桜花賞5着以内です。
馬場のいい時期だけに、雨が降らなければ高速決着になりがちです。
一線級の馬でも、後方からでも差し脚が届かないパターンが見受けられます。
この場合は、内枠先行の穴馬が波乱を起こします。枠順は要注目ですね。
参考レース
このレースの前哨戦阪神牝馬、中山牝馬、福島牝馬を見ておきましょう。
アスコリピチェーノが勝利した1351ターフスプリント、クイーンズウォークが勝った金鯱賞も要チェックです。
注目馬
注目馬は後日アップします。
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