2025 平安S(GⅢ)傾向と対策   

中央競馬重賞

2013年から京都ダート1900mに施行条件が変更されています。
スタミナも問われるこのコースで行われる唯一の重賞で、帝王賞の前哨戦的な位置づけも担っています。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅前走のコースに注目。京都は馬券圏内なし、中山はマーチS組だけ。
✅ここ最近の勝ち馬は父か母父がミスプロ系かロベルト系の4、5歳馬。

京都1900mというコース形態からでしょうか、前走のコースに偏りがあります。
同じ京都コースからは近い時期に京都のダート重賞がないこともあってか、
過去10年で馬券圏内がありません。
今年はジンセイ、テーオードレフォン、ペプチドソレイユ、メイクアリープが該当で、傾向からは減点です。
また、中山からも相性が悪く、馬券圏内に来たのはマーチS組のみです。
マーチSからは1着ブライアンセンス、ロードクロンヌ、14着スレイマンが参戦です。

逆に東京2100、阪神2000、地方交流の中長距離からの参戦は好相性です。
アウトレンジ、バハルダール、メイショウハリオ、ライオットガール、ルクスフロンティア、レヴォントゥレットが該当します。

血統面では父か母父がミスプロ系かロベルト系の4、5歳馬が9年連続で勝っているので注目です。
アウトレンジ、ジンセイ、タイトニット、ブライアンセンス、ペプチドソレイユ、マーブルロック、ルクスフロンティア、レヴォントレット、ロードクロンヌが該当します。

直近のJRAダート中距離重賞マーチSアンタレスSを見ておきましょう。

本命◎ロードクロンヌ
未勝利から4連勝で臨んだマーチSが3着といきなり重賞で通用する地力を見せました。
このコースは圧勝実績もあり、強い4歳世代にまた1頭新星が現れますか、期待です。

穴馬★ライオットガール
地方交流重賞続きでしたが、なんと一昨年のレパードS以来の中央のレースに参戦です。
重賞レベルの地力はありますし、若武者吉村騎手の鞍上で不気味な気配が漂います。

◎ロードクロンヌ
○メイショウハリオ
▲ブライアンセンス
★ライオットガール

1着:アウトレンジ    4人気
2着:ロードクロンヌ   2人気
3着:レヴォントゥレット 10人気

アウトレンジが力強く抜け出して快勝!
ここ2戦の敗戦で完全に軽視してしまっていましたが、GⅢクラスでは地力上位でしたね。
ロードクロンヌも苦しい流れながら最後伸びてきて、敗れたとは言え力を示しました。
メイショウハリオは追い込んできたところで前が詰まったかたちで、次走の巻き返しに注意です。
3着が人気薄だったとは言え、基本的には傾向通りの決着となりました。

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