レースの概要
いわずと知れたその世代の頂点を競う日本ダービー。
1934年の第3回から東京2400mで行われ続けて、今に至ります。
牡馬クラシックの2戦目で、「最も運の良い馬が勝つ」レースとも言われています。
全てのホースマンの憧れ、今年はどんなレースが繰り広げられるでしょうか。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
✅皐月賞組が断然強い。特に、皐月で上がり最速だった馬は注目。
✅1枠が好相性。人気薄を狙うなら内枠。
✅出走回数に注目。2016年以降の連対馬はキャリア5戦以内。
✅ダービー馬はダービー馬から。2014年以降の勝ち馬の父はダービー3着以内
開催年 | 着 | 馬名 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | ダノンデサイル | 9人気 | 2.24.3 | 良 | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
2着 | ジャスティンミラノ | 1人気 | 2 | 戸崎 圭太 | 友道 康夫 | ||
3着 | シンエンペラー | 7人気 | 1.1/4 | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | ||
2023 | 1着 | タスティエーラ | 4人気 | 2.25.2 | 良 | D.レーン | 堀 宣行 |
2着 | ソールオリエンス | 1人気 | クビ | 横山 武史 | 手塚 貴久 | ||
3着 | ハーツコンチェルト | 6人気 | ハナ | 松山 弘平 | 武井 亮 | ||
2022 | 1着 | ドウデュース | 3人気 | 2.21.9 | 良 | 武 豊 | 友道 康夫 |
2着 | イクイノックス | 2人気 | クビ | C.ルメール | 木村 哲也 | ||
3着 | アスクビクターモア | 7人気 | 2 | 田辺 裕信 | 田村 康仁 | ||
2021 | 1着 | シャフリヤール | 4人気 | 2.22.5 | 良 | 福永 祐一 | 藤原 英昭 |
2着 | エフフォーリア | 1人気 | ハナ | 横山 武史 | 鹿戸 雄一 | ||
3着 | ステラヴェローチェ | 9人気 | 1.1/4 | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 | ||
2020 | 1着 | コントレイル | 1人気 | 2.24.1 | 良 | 福永 祐一 | 矢作 芳人 |
2着 | サリオス | 2人気 | 3 | D.レーン | 堀 宣行 | ||
3着 | ヴェルトライゼンデ | 10人気 | 1.3/4 | 池添 謙一 | 池江 泰寿 |
開催年 | 着 | 馬名 | 前走 | 前々走 |
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2024 | 1着 | ダノンデサイル | 皐月賞(GⅠ)取消 | 京成杯(GⅢ)5人気1着 |
2着 | ジャスティンミラノ | 皐月賞(GⅠ)2人気1着 | 共同通信杯(GⅢ)4人気1着 | |
3着 | シンエンペラー | 皐月賞(GⅠ)5人気5着 | 弥生賞ディープ記念(GⅡ)3人気2着 | |
2023 | 1着 | タスティエーラ | 皐月賞(GⅠ)5人気2着 | 弥生賞ディープ記念(GⅡ)3人気1着 |
2着 | ソールオリエンス | 皐月賞(GⅠ)2人気1着 | 京成杯(GⅢ)2人気1着 | |
3着 | ハーツコンチェルト | 青葉賞(GⅡ)2人気2着 | 若葉S(L)1人気4着 | |
2022 | 1着 | ドウデュース | 皐月賞(GⅠ)1人気3着 | 弥生賞ディープ記念(GⅡ)1人気2着 |
2着 | イクイノックス | 皐月賞(GⅠ)3人気2着 | 東京スポーツ杯2歳S(GⅡ)1人気1着 | |
3着 | アスクビクターモア | 皐月賞(GⅠ)6人気5着 | 弥生賞ディープ記念(GⅡ)3人気1着 | |
2021 | 1着 | シャフリヤール | 毎日杯(GⅢ)2人気1着 | 共同通信杯(GⅢ)2人気3着 |
2着 | エフフォーリア | 皐月賞(GⅠ)2人気1着 | 共同通信杯(GⅢ)4人気1着 | |
3着 | ステラヴェローチェ | 皐月賞(GⅠ)6人気3着 | 共同通信杯(GⅢ)1人気5着 | |
2020 | 1着 | コントレイル | 皐月賞(GⅠ)1人気1着 | ホープフルS(GⅠ)1人気1着 |
2着 | サリオス | 皐月賞(GⅠ)3人気2着 | 朝日杯FS(GⅠ)1人気1着 | |
3着 | ヴェルトライゼンデ | 皐月賞(GⅠ)4人気8着 | スプリングS(GⅡ)1人気2着 |
中心になるのは、まずは何と言っても皐月賞組です。
皐月での着順も大事ですが、上がり順位と当時の人気も重要です。
⇒皐月賞の上がり最速のマジックサンズは出走なく、マスカレードボールが上がり2位でした。
⇒人気では、1番人気クロワデュノール、2番人気サトノシャイニング、3番人気ミュージアムマイル、4番人気マスカレードボール、5番人気エリキングでした。
近年は、出走数を絞ってこの舞台に向けてくる陣営が多くなってきました。
2016年以降では、キャリア6戦以上の馬は3着が2回あるだけです。
使ってよくなるタイプより、素質上位馬の方が優位ということでしょうか。
⇒カラマティアノス、ジョバンニ、ドラゴンブースト、ニシノエージェント、ファイアンクランツ、マイユニバース、ミュージアムマイルがキャリア6戦以上です。
「ダービー馬はダービー馬から」の格言がありますが、サンデー全盛期を経て、
最近は父が国内それもダービーで好成績を残していた馬の優勝が続いています。
⇒今年は以下の10頭が該当します。
スワーヴリチャード産駒のレディネス
レイデオロ産駒のカラマティアノス
キズナ産駒のエリキング、サトノシャイニング、リラエンブレム
ドゥラメンテ産駒のエムズ、ファイアンクランツ、ホウオウアートマン、マスカレードボール
エピファネイア産駒のジョバンニ
参考レース
再三書いてきましたが、基本的には皐月組が中心です。
連対馬が出走する青葉賞、京都新聞杯、今年は毎日杯も押さえておきましょう。
注目馬
本命◎クロワデュノール
皐月賞は断然の人気を背負い2着でしたが、悲観する内容ではありませんでした。
途中から早い流れを先行早め抜け出して差されたかたちで、コース変わり距離延長はプラスに働くでしょう。
デビューから手綱を握っている北村友騎手と頂点の戴冠を期待します。
皐月賞組は上位に差がなく、相手本線も皐月賞組です。
穴馬★ファイアンクランツ
別路線からの馬券圏内を期待したいのはこの馬。
東京2400mを2度使った経験はアドバンテージです。
今年から1週早くなった青葉賞勝ち馬の回避は残念でしたが、差のない2着だったこの馬もチャンスありです。
◎クロワデュノール
○サトノシャイニング
▲マスカレードボール
★ファイアンクランツ
△ジョバンニ
△ミュージアムマイル
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