2024 東京スプリント(JpnⅢ)傾向と対策

重賞予想

2009年に東京スプリントに改名され、以来地方のスプリント重賞として
JBCスプリントにも繋がるレースとして地方馬も互角に戦えるレースとして行われてきました。
今年、さきたま杯が格上げされたことで、ここから「かしわ記念」「さきたま杯」と
一連の短距離レース体系の流れができてきました。

まずは過去5年の勝ち馬と前走も含めた3着馬までの結果を見ていきましょう。

交流重賞ですが、JRA所属が圧倒的ではなく、
過去10年では地方所属馬も勝利を挙げていますし、馬券圏内にはたびたび顔を出しています。
中央の条件、オープンクラス勝ち上がり組や、
地方でもフジノウェーブ記念あたりは要吟味したいレースです。
また、リピーターの好走も目立ちますので、前年度以前の出走馬も要注目です。

傾向

✅JRA勢は先行有利。近2走で3角先頭や逃げ切りをしてきた馬に注目
✅地方勢は食い込みがあるなら差し・追い込み馬が狙い目

JRAの先行自慢ならテイエムトッキュウでしょう。
スタート直後のスピードは要注意です。
地方勢では、フジノウェーブ記念を勝ったギャルダルあたりが怖い存在です。

参考レースとして、JRAのカペラSと根岸S、大井のフジノウェーブ記念をみていきましょう。

◎テイエムトッキュウ
スタートからの出足はここでも抜けています。
前走カペラS快勝で勢いが十分で、今年初戦ですが、
大井のダートをこなせればここでも鮮やかな逃げ切りが期待できそうです。
○ジャスティン
4年前の勝ち馬ですが、その後も短距離で安定した走りを見せています。
力の衰えは感じないですし、今年は海外ではなく、国内に矛先を向けてきたここは勝ち負けできます。
▲アポロビビ
地方勢のなかで一発を期待したいのはこの馬。
毎回上がりは早い脚を使うので、はまればここでも上位の食い込みがありそうです。
△ギャルダル
△ヘリオス
地方馬もう1頭はフジノウェーブ記念を勝ったギャルダル。
初のスプリントですが、スピードありそうなタイプで通用してもおかしくなさそうです。
ヘリオスも逃げたい1頭。
テイエムとの兼ね合いになりそうですが、スムーズならチャンスありとみます。

○ー◎で決まる!!
と思ったところに、内からクロジシジョー戸崎が突っ込んできて撃沈・・・泣
トッキュウ粘っておくれー・・・
逃げ先行馬、リピーター馬と完全に傾向通りに行ったと思ったんですが、
そううまくはいかないですね・・・
クロジシジョーはオープン止まりだったもので、つい軽視してしまいました。
タイム的には遜色なく、しかも戸崎騎手だったのも忘れちゃいけないところだったかもしれません。
それにしてもジャスティンは8歳馬ながらお見事。
今年もスプリント路線で侮れなさそうです。

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