レースの概要
以前は東京2100mで行われていましたが、
JCダート(今のチャンピオンズC)創設に伴い、1600mの前哨戦として生まれ変わりました。
年によってメンバーレベルが変わるので、波乱度の見極めも大事なレースです。
傾向と対策
近年の傾向は以下の通りです。
✅かなり荒れる重賞。ただし、前走10人気以下は大減点
✅前走は東京競馬場か地方重賞出走の馬が相性◎
✅ロベルト系の人気薄に注目
| 開催年 | 着 | 勝ち馬 | 性齢・斤量 | 人気 | タイム | 馬場 | 騎手 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 1着 | エンペラーワケア | 牡4・57 | 1人気 | 1.36.0 | 良 | 川田 将雅 | 杉山 晴紀 |
| 2着 | カズペトシーン | 牡4・57 | 5人気 | 1 | 西村 淳也 | 池添 学 | ||
| 3着 | ぺリエール | 牡4・57 | 4人気 | ハナ | 石川 裕紀人 | 黒岩 陽一 | ||
| 2023 | 1着 | ドライスタウト | 牡4・57 | 2人気 | 1.35.2 | 良 | 横山 武史 | 牧浦 充徳 |
| 2着 | タガノビューティー | 牡6・57 | 6人気 | 1.3/4 | 石橋 脩 | 西園 正都 | ||
| 3着 | レッドルゼル | 牡7・58 | 5人気 | 1.3/4 | 横山 典弘 | 安田 隆行 | ||
| 2022 | 1着 | ギルデッドミラー | 牝5・54 | 2人気 | 1.35.6 | 良 | 三浦 皇成 | 松永 幹夫 |
| 2着 | レモンポップ | 牡4・56 | 1人気 | ハナ | 戸崎 圭太 | 田中 博康 | ||
| 3着 | バスラットレオン | 牡4・58 | 7人気 | 1/2 | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | ||
| 2021 | 1着 | ソリストサンダー | 牡6・56 | 3人気 | 1.35.0 | 稍重 | 戸崎 圭太 | 高柳 大輔 |
| 2着 | エアスピネル | 牡8・58 | 2人気 | 1.1/4 | 田辺 裕信 | 笹田 和秀 | ||
| 3着 | オメガレインボー | 牡5・56 | 6人気 | 1/2 | 横山 和生 | 安田 翔伍 | ||
| 2020 | 1着 | サンライズノヴァ | 牡6・58 | 3人気 | 1.35.0 | 良 | 松若 風馬 | 音無 秀孝 |
| 2着 | ソリストサンダー | 牡5・56 | 11人気 | 3/4 | 北村 宏司 | 高柳 大輔 | ||
| 3着 | エアスピネル | 牡7・56 | 8人気 | 1.1/4 | 三浦 皇成 | 笹田 和秀 | ||
| 2019 | 1着 | ワンダーリーデル | 牡6・56 | 9人気 | 1.34.6 | 良 | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
| 2着 | タイムフライヤー | 牡4・56 | 8人気 | 1.1/4 | 藤岡 佑介 | 松田 国英 | ||
| 3着 | ダノンフェイス | 牡6・56 | 13人気 | 1/2 | 大野 拓弥 | 大久保 龍志 |
| 開催年 | 着 | 馬 名 | 前走 | 前々走 |
|---|---|---|---|---|
| 24 | 1着 | エンペラーワケア | エニフS(L)1人気1着 | 欅S(OP)1人気2着 |
| 2着 | カズペトシーン | JRA70thアニバーサリー(3勝クラス)1人気1着 | 大府特別(2勝クラス)3人気1着 | |
| 3着 | ぺリエール | グリーンチャンネルC(L)1人気3着 | オアシスS(L)3人気2着 | |
| 23 | 1着 | ドライスタウト | テレ玉オーバルスプリント(JpnⅢ)1人気1着 | かきつばた記念(JpnⅢ)1人気2着 |
| 2着 | タガノビューティー | 南部杯(JpnⅠ)5人気4着 | プロキオンS(GⅢ)3人気14着 | |
| 3着 | レッドルゼル | ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ)6着 | フェブラリーS(GⅠ)3人気2着 | |
| 22 | 1着 | ギルデッドミラー | グリーンチャンネルC(L)5人気2着 | NST賞(OP)5人気1着 |
| 2着 | レモンポップ | ペルセウスS(OP)1人気1着 | 欅S(OP)1人気1着 | |
| 3着 | バスラットレオン | ジャックルマロワ賞(GⅠ)7着 | サセックスS(GⅠ)4着 | |
| 21 | 1着 | ソリストサンダー | 南部杯(JpnⅠ)2人気3着 | エルムS(GⅢ)2人気10着 |
| 2着 | エアスピネル | 南部杯(JpnⅠ)3人気6着 | さきたま杯(JpnⅡ)2人気2着 | |
| 3着 | オメガレインボー | エルムS(GⅢ)7人気2着 | マリーンS(OP)5人気2着 | |
| 20 | 1着 | サンライズノヴァ | 南部杯(JpnⅠ)1人気4着 | プロキオンS(GⅢ)5人気1着 |
| 2着 | ソリストサンダー | 福島民友C(L)3人気3着 | TVh賞(3勝クラス)1人気1着 | |
| 3着 | エアスピネル | エルムS(GⅢ)3人気7着 | プロキオンS(GⅢ)8人気2着 | |
| 19 | 1着 | ワンダーリーデル | グリーンチャンネルC(L)2人気3着 | アハルテケS(OP)4人気1着 |
| 2着 | タイムフライヤー | シリウスS(GⅢ)1人気6着 | エルムS(GⅢ)5人気6着 | |
| 3着 | ダノンフェイス | エニフS(L)6人気4着 | 天保山S(OP)8人気8着 |
JBCの1週間後に行われる影響もあるかもしれませんが、
重賞実績馬だけでなくオープン特別常連クラスも好走するため、かなり荒れやすい重賞です。
ただし、前走で人気薄だった馬の好走は皆無で大きく割引です。
(00年以降 前走10人気以下は【0.0.1.42】
⇒今年は該当はいません。
前走も多彩ですが、同じ東京コースか地方重賞を使っていた馬に注目です。
特に、同じ左回りの南部杯が好相性です。
⇒南部杯組は3着だったペプチドナイルが出走。
同じ舞台のグリーンチャンネルCからオメガギネス、マテンロウコマンド、ロードフォンス、タマモロック、ウェットシーズが出走で注目です。
最後に血統ネタですが、ロベルト系(特にブライアンズタイム系)が人気薄でも好走しています。
参考レース
注目馬
本命◎オメガギネス
前走のグリーンチャンネルCは60キロで圧勝。
フェブラリーSで1番人気になるほどの素質馬で、適正高い舞台のここで連勝といきたい。
◎オメガギネス
○ペプチドナイル
▲ロードフォンス
△ルクソールカフェ
△マテンロウコマンド
結果
1着:ルクソールカフェ 3人気
2着:コスタノヴァ 1人気
3着:ピダーヤ 4人気
ルクソールカフェが楽勝!直線では余裕の手応えで一線級で戦えることを改めて示しましたね。
これはジャパンダートクラシック組の上位馬はかなりレベルが高そうです。
2着コスタノヴァも大きく出遅れたうえ59キロを背負って2着まで差してきたあたりさすがGⅠ馬。
さきたま杯は凡走でしたが、この馬も地方重賞経由の実績馬でしたね・・・
東京ダートマイルでは負けなしの2頭という点でも力が抜けてました。


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