2024 阪神Ｃ（ＧⅡ）傾向と対策 - 傾向分析で本命穴馬フォーメーション🐎

　レースの概要

2006年にＧⅡとして新設された短距離戦。
賞金が高いので、実績馬が集まることが多く、来年のＧＩ戦線に繋がりる一戦です。
今年は京都で行われる。

　傾向と対策

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅マイルＣＳ組をはじめ、距離短縮馬に注目。
✅重賞で連対実績がない馬は大幅割引。
✅先行力のある馬。近走で５，６番手以内に注目。
✅前走1200ｍなら末脚のしっかりした馬。

開催年	着	勝ち馬	人気	タイム	馬場	騎手	調教師
2023	１着	ウインマーベル	４人気	1.19.3	良	松山弘平	深山雅史
	２着	グレナディガーズ	３人気			Ｒ.ムーア	中内田充正
	３着	アグリ	２人気			C.ルメール	安田隆行
2022	１着	ダイアトニック	１人気	1.20.2	良	岩田康誠	安田隆行
	２着	グレナディガーズ	２人気			C.デムーロ	中内田充正
	３着	ラウダシオン	11人気			B.ムルザバエフ	斉藤崇史
2021	１着	グレナディアガーズ	３人気	1.20.3	良	C.デムーロ	中内田充正
	２着	ホウオウアマゾン	４人気			坂井瑠星	矢作芳人
	３着	ダノンファンタジー	２人気			藤岡佑介	中内田充正
2020	１着	ダノンファンタジー	４人気	1.19.7	良	藤岡佑介	中内田充正
	２着	マルターズディオサ	６人気			田辺裕信	手塚貴久
	３着	インディチャンプ	１人気			福永祐一	音無秀孝
2019	１着	グランアレグリア	１人気	1.19.4	良	C.ルメール	藤沢和雄
	２着	フィアーノロマーノ	３人気			C.スミヨン	高野友和
	３着	メイショウショウブ	10人気			松山弘平	池添兼雄

開催年	着	馬　名	前走	前々走
23	１着	ウインマーベル	スワンＳ（ＧⅡ）７人気５着	スプリンターズＳ（ＧⅠ）８人気６着
	２着	グレナディガーズ	スワンＳ（ＧⅡ）２人気６着	高松宮記念（ＧⅠ）10人気５着
	３着	アグリ	スプリンターズＳ（ＧⅠ）２人気７着	セントウルＳ（ＧⅡ）２人気２着
22	１着	ダイアトニック	スワンＳ（ＧⅡ）４人気１着	スプリンターズＳ（ＧⅠ）10人気４着
	２着	グレナディアガーズ	プラチナジュビリーＳ（ＧⅠ）19人気19着	高松宮記念（ＧⅠ）３人気12着
	３着	ラウダシオン	富士Ｓ（ＧⅡ）10人気８着	サマーチャンピオン（JpnⅢ）12人気４着
21	１着	グレナディガーズ	マイルＣＳ（ＧⅠ）４人気13着	京成杯オータムＨ（ＧⅢ）１人気３着
	２着	ホウオウアマゾン	マイルＣＳ（ＧⅠ）７人気５着	スワンＳ（ＧⅡ）３人気３着
	３着	ダノンファンタジー	スワンＳ（ＧⅡ）１人気１着	ヴィクトリアマイル（ＧⅠ）９人気７着
20	１着	ダノンファンタジー	府中牝馬Ｓ（ＧⅡ）１人気５着	ヴィクトリアマイル（ＧⅠ）６人気５着
	２着	マルターズディオサ	秋華賞（ＧⅠ）４人気７着	紫苑Ｓ（ＧⅢ）５人気１着
	３着	インディチャンプ	マイルＣＳ（ＧⅠ）３人気２着	安田記念（ＧⅠ）２人気３着
19	１着	グランアレグリア	ＮＨＫマイルC（ＧⅠ）１人気５着	桜花賞（ＧⅠ）２人気１着
	２着	フィアーノロマーノ	マイルＣＳ（ＧⅠ）14人気13着	安田記念（ＧⅠ）９人気14着
	３着	メイショウショウブ	ローズＳ（ＧⅡ）８人気５着	秋華賞（ＧⅠ）取消

ある程度の実績馬が走るので、前走はＧⅡ以上がほとんど。
特に、マイルＣＳをはじめとする距離短縮組に注目です。
⇒ウインマーベル、シャンパンカラー、セリフォス

そして、重賞連対実績がない馬は好走例がなく、大幅減点です。
⇒今年は最終的な出走馬はいませんでした。

今年は京都開催なので、傾向は変わる可能性はありますが、
基本的には先行力ある馬が有利な傾向です。
⇒アサカラキング、ウイングレイテスト、ウインマーベル、エドヴプレなど先行力ある馬は多いです。

1200ｍ経由の組は、逆に末脚自慢が走る傾向にあります。
⇒スプリンターズＳ組からはナムラクレアを挙げておきたいところです。

　参考レース

マイルＣＳはじめ、この路線ではスプリンターズＳ、スワンＳを見ておきましょう。

　予想

本命◎セリフォス
マイルCS組からこの馬を最有力に推したいと思います。
マイル路線の一線級で戦ってきたので地力は完全に上位で、
初の1400ｍになりますが、距離短縮はむしろ合いそうです。
ムーア騎手の剛腕に期待しましょう。

穴馬▲マッドクール
高松宮勝った後の２走の見せ場は薄かったですが、
この馬も地力はトップクラスです。気楽な立場で上位食い込み可能と見ました。

◎セリフォス
○ナムラクレア
▲マッドクール
△レッドモンレーヴ
△ウインマーベル

　結果

ナムラクレアが目の覚めるような大外一気で混戦を断ちました！
前走のスプリンターズも末脚見事でしたが、ここも一枚上の切れ味でしたね。
今がいよいよピークなのでしょうか、完全に地力が違いました。
ラストランのセリフォスに期待しましたが、あと一歩及ばずでした。
穴推しのマッドクールも先行抜け出しの２着で、この馬本来の力は出せましたね。