2024 スプリンターズS(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

1990年にGIに格上げされ、暮れのスプリント決戦として行われていましたが、
2000年から開催時期を移行し、秋のGIのトップバッターとして定着しています。

近年の傾向は以下の通りです。

傾向

✅今年の実績に注目。ローカル以外のオープンで勝ち星がない馬は割引。
✅前走の位置取りに注目。4角9番手以下だった馬は割引。
✅500キロ以上の馬に注目。470キロ以下の馬は割引。
✅内枠有利。

以前はステップレースのセントウルS組との連動制が圧倒的に高い時期もありましたが、
近年は、これに加えてサマースプリントシリーズ経由の馬の好走が目立ちます。

路線に厚みが出てきたこともあり、このレースははっきりとした傾向が少なく、
引き算の傾向から考えていくのがよさそうです。

好走馬は1200m以下からの参戦がほとんどで、前走が1400m以上だった馬の好走は限られます。
秋のGI初戦になった2000年以降では、
前走がGI以外で1400m以上だった馬は連対がありません。【0.0.3.17】
⇒今年はウインマーベルが該当するのでマイナス材料かもしれません。

続いては、実績面での注目ポイントです。
馬券圏内は今年中央場(中山、東京、中京、京都、阪神)でオープン以上で勝った馬がほとんどで、
ここ10年でも連対したのは3歳馬のラブカンプーだけでした。
特にここ5年は、これ以外の馬は【0.0.0.41】と馬券圏内はありません。
⇒今年はウイングレイテスト、オオバンブルマイ、ダノンスコーピオン、ナムラクレア、ママコチャ、       モズメイメイの6頭が該当します。実績馬もいるだけにどう影響しますでしょうか。
(外国馬2頭除く)

また、キャリア15戦以上の馬は今年重賞勝っていないと傾向上は苦戦を強いられていて、
ここ5年では馬券圏内がありません。【0.0.0.32】
ウイングレイテスト、エイシンスポッター、ダノンスコーピオン、ナムラクレア、ママコチャ
の5頭が該当し、こちらも実績馬含めて懸念材料です。

続いては、脚質についてのチェックポイントです。
9月開催の中山は馬場状態がよく、前有利で後方からの差し込みは届きません。
特に、ここ5年は前走4角で9番手以降だった馬の連対はありません。
ヴェントヴォーチェ、オオバンブルマイ、ダノンスコーピオン、トウシンマカオについては、差し届かずがないか要吟味する必要がありそうです。

最後に、馬体重についてです。
直線の坂が影響するからか、大型馬が活躍する傾向が強いです。
500キロ以上の馬は好相性、逆に470キロ以下だとGI実績馬以外は割引が必要です。
⇒500キロ以上はウイングレイテスト、ヴェントヴォーチェ、エイシンスポッター、サトノレーヴ、
マッドクール、ルガル
には好材料。
⇒470キロ以下のオオバンブルマイ、ピューロマジック、モズメイメイにはマイナス材料です。

最後には枠に関するチェックポイントです。
先週に引き続き、この時期の中山は内枠有利が続きます。
特に穴馬は内枠から出ることが多いので、人気問わず内枠に入った馬には注意しておきましょう。

上位出走馬が多いキーンランドCセントウルS、3月の高松宮記念を見ておきましょう。

本命◎サトノレーヴ
重賞2連勝で完全に本格化したと言っていいでしょう。
中山も唯一の3勝、早いタイムもあり、レーン騎手の継続騎乗と
傾向的にも条件的にもここで勝ち負けできる下地はあると見ました。

対抗○マッドクール
去年2着、高松宮記念勝ちを忘れてはいけません。
香港の2戦は凡走しましたが、馬場の影響が大きいとのこと。
日本に戻れば、この馬も中山相性は◎です。

穴馬★ルガル
高松宮記念は1番人気に推されていたほどですが、馬場と骨折で凡走して
ここが復帰のレースになります。
不安要素はもちろんありますが、シルクロードSは強い内容でした。
成長力のあるドゥラメンテ産駒でパワーアップしていたら上位争いもできる余地はありそうです。

馬券作戦は本命穴馬フォーメーション
◎サトノレーヴ
○マッドクール
▲ママコチャ
★ルガル
△オオバンブルマイ
△トウシンマカオ

ハイペースもなんのその!骨折明けのルガルが快勝!!
やはり高松宮記念1番人気に推されてたのは伊達ではありませんでした。
骨折明けでも地力、成長力が上回ったということでしょう。
傾向的にもバッチリ。穴馬推奨が見事に快勝です!
ただ、1番人気サトノレーヴは近走に比べるとやや出が悪く、見せ場がありませんでした。
2、3着も実績馬ながら傾向的にはマイナス材料があったので、
評価を落としてしまったのが詰めの甘いところです。
馬券的には・・・無念 泣

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