2024 秋華賞(GⅠ)傾向と対策

重賞予想

1996年に創設され、それまでのエリザベス女王杯に変わり牝馬3冠の最終レースとして行われている。
かつては毎年万馬券、という時期もありましたが、近年は世代上位の牝馬は安定して強く、
上位人気馬同士の決着が多くなってきました。

近年の傾向と過去5年の成績をまずはチェック!

傾向

✅近年は大荒れはない。素直に春のクラシック、トライアル組を重視。
✅ただし、オークス以来は4着以下は減点。
✅前走上がり最速だった馬に注目。
✅2、3着に来る条件戦上がりは前走勝ちが必須。


勝ち馬はオークスからのぶっつけか2つのトライアルを使ってきた馬に限定できるでしょう。

ただし、オークス4着以下からのぶっつけは好走例がなく(96年以降【0.0.0.12】)
今年はチェルヴィニア、ステレンボッシュの1着2着が中心になりそうです。

そして、紫苑S、ローズS組も上位馬が順当に好走している傾向です。
紫苑S組はクリスマスパレード、ミアネーロ、ボンドガール
ローズS組はクイーンズウォーク、セキトバイースト

このあたりの優劣どうつけるかが鍵になりそうです。

まれに好走する条件戦組は、2勝クラスでの勝利か3勝クラス出走からなら通用する余地はあります。
(96年以降、1勝クラス出走馬は【0.0.0.11】2勝クラスで負けた馬は【0.0.0.11】)
チルカーノには好走可能性がありますが、ランスオブクイーンには厳しいデータです。

最後に、最後は決め手になる展開も多く、前走で上がり最速の脚を使えていた馬は注目です。
チェルヴィニア、ステレンボッシュ、ミアネーロ、ボンドガール、クイーンズウォーク
 5頭が該当します。

実績上位馬の優劣をどうつけるか臨戦過程を含めてよく検討したいですね。

上記で取り上げたオークス、桜花賞、ローズS紫苑Sをよく見ておきましょう。

本命◎ステレンボッシュ
オークスの上位2頭の実力は拮抗していると見ますが、
関西遠征の実績の分だけこの馬を上位にとります。
オークスは負けはしましたが、差はわずか。
馬群を割って出てきたように勝負強さも持っていて、休み明けも問題ありません。
準3冠に向けて期待の◎です。

馬券は本命からの絞り流しで
◎ステレンボッシュ
○チェルヴィニア
▲クイーンズウォーク
△ボンドガール
△ランスオブクイーン

チェルヴィニアが文句なしの2冠達成!
オークスのワンツーの間に紫苑3着馬が入るかたちで、最近のトレンド通りの結果に収まりました。
前が早い流れも動じず、オークスの強さをそのままの快勝でした。
2着馬が新馬戦で負けた相手というのも因果ですね。
そのボンドーガールはここ2戦末脚を活かす競馬で、早い流れで見事にそれがはまりました。
こういう流れならば、もうひとつ印を重くしてもよかったです(後付け)
ステレンボッシュは出遅れの影響が少し出ましたか、崩れてはないものの
直線ではチェルヴィニアの後を追うかたちになり、伸びがもう一歩だった印象です。

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